買い物リスト「9位と牛乳」「ラメーンー」って何!? 母の仰天誤変換LINE傑作選
「9位と牛乳買ってきてって、母から来るLINEの買い物リストが毎度、誤字・誤変換のオンパレードです」と、高齢の母の愉快なエピソードが届いた。いまネットを賑わせているLINEの誤字・誤変換の中でも、シニアならではのほっこり笑えるエピソードを、厳選してお届けします。
ラメーンーって異国の首都かなにかですか!?
「母から送られてきた買い物リストです。理解はできるけどねっ!」(40代・女性)
カタカナ変換をひらがなに戻せない70代後半のお母さん。おそらく「ラーメン」と打ちたかったのに、「ラメーンー」という異国の首都か? 謎のフランス料理かと思いました。一応、検索してみましたが「ラメーンー」という食べ物は存在しないようです。
ついでに「コンスプ」も調べてみると、韓国語で「空襲」という意味なのだとか。昭和激動の時代を生き抜いたおかん、さすがです。しかし、紙に書いてもらっても同じ間違いをするそうなので、お母さんの頭の中にはこれらの食べ物が存在しているのですね。温かい汁物ばかりで、心がほっこり温まりました!
9位を買ってきてって、1位はなに!?
「母に買い物を頼まれたときのLINE。小さい文字を打つのが苦手なようですが、頑張ったみたい」(40代・女性)
続けて、謎の多い買い物リストが届いた。「9位」とは、果物のキウイなのか、野菜のキュウリの間違いなのか判然としませんが、母娘の間では理解ができているんですね。
はたまた、いつものスーパーの総菜コーナーで人気ランキングトップ10の中から、9位にランクインしている大好物があるのかも? 9位って絶妙! 気になる…。
その間違い、さすがに心配になるよ!
「70代の母からのLINEは、カタカナの社名をどうしても間違えるんですよね。打ち間違いではなく、脳内誤変換ですね」(40代・女性)
娘の留守中に、「キーパーソン」という会社からの電話を受け、「パーキンソン」と勘違いしてしまったお母さん。「から」もカタカナなのがいい。どこかのタイミングで頭の中で聞き覚えのある病名に変換されてしまったようです。このお母さんは、「J:COM(ジェイコム)から」のことは、「ヂェエイコムカラ」と、ハングル語風な誤変換も繰り出したそうです。あっぱれ!
孫が大好きなおばあちゃんだから…
「私の息子の名前が“りょうた”なんです。いつもありがたいんですけど、またか、という感じ(笑い)」(30代・女性)
孫のりょうた君のことを“りょーちん”と呼んでいるお母さん。LINEも普段から“りょーちん”の話題でいっぱいなんでしょうね。りょ、と打つと予測変換ではもちろん、“りょーちん”が最初に出てくるようで、「了解しました!」が「りょうちんしました!」と誤変換。いつも孫を可愛がっているやさしいおばあちゃんなんですね。
続いては、「りょうちんしました!」で思い出した、お笑い好き・体当たり取材を得意とするライター氏家裕子が実際に送ってしまった誤変換をお届けします。
頭の中がお酒で一杯…お酒好きがバレた?
氏家が敬愛してやまない、『女性セブン』の名物記者・オバ記者こと野原広子さんとのやりとり。浅草橋で待ち合わせをしたときのこと。先輩へのLINEは即レスを意識している私ですが「早く返す」ことばかりを意識しすぎて「承知しました!」がこんなありさまに…。「しょ」と打ったときに最初に出てきた「焼酎」をそのまま送信してしまい、オバ記者からの冷静なツッコみをいただきました。
私はビール派で焼酎はめったに飲まないのに、なぜこうなったのか、不思議でなりません。
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介護ポストセブンでは、介護の合間に読んでクスッと笑える誤変換・誤字LINEを大募集。高齢の母や祖父母、介護にまつわるやりとりなど、気軽にお送りください!取材・文/氏家裕子
※実話を元に一部設定を変えています。画面は編集部で作成し直したものです。
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