「ガストってグルメだね!」って何!? シニア世代の爆笑LINE誤変換・カタカナ編
「ガスト」「ティキ」「オカン」…お母さんはLINEのカタカナ表記が苦手な様子。いったい何が言いたかったのか?勘違いや打ち間違いで謎が深まるシニア世代の“カタカナ”LINE誤変換を集めてみました。介護の合間に読んでほっこりしてください!
ガストがグルメって何?話がかみ合わない…
「70代の母とのやりとりです。なんか話がかみ合わないなと思ったら、ガクトのことだった…」(40代・女性)
一流芸能人たちが、味覚や音感などの格付けを競うバラエティ番組を見たお母さん。高級食材を見事に当てていくタレントのGACKTさんの姿に感動したみたいです。
すぐさま娘さんにLINEをしましたが、一流芸能人の“ガクト”をリーズナブルなファミレスの“ガスト”と誤変換。そのままどんどんトークを続けるお母さん。この愛すべきお母さんは、とにかくカタカナ語が苦手なようで…。
以下の投稿もいただきました!
「ティキちゃん」って…惜しいけれども
「意味はわかるんですけどね…。何度も言い間違えるので、完全に母の中では、『ティキちゃん』なんです」(40代・女性)
長年に渡って『キティちゃん』を『ティキちゃん』と呼ぶお母さんの誤変換ネタを教えていただきました。
画面では、熊本に旅行に行った70代のお母さんが、孫のためにハローキティがくまモンの姿になったご当地キティちゃんをお土産にしようと思ったシーンを想定してみました。
『ハローキティ』も『ハロティキ』となってしまい、なんだか別物のキャラクタになってしまいましたね。娘さんたちの間でお母さんのあだ名が「ティキ」になっているそうです。愛らしいですね。
砂場でコーヒー? 鳥取にあるけど…
「散歩に出かけた夫からのLINE。一瞬、コーヒー片手に砂場で山を作っている夫の姿を想像してしまいました」(40代・女性)
スターバックス、通称スタバを「スナバ」と誤変換してしまった50代の夫。鳥取には実際『すなば珈琲』があるんですが。投稿者はアメリカ・シアトル在住なので、完全にスタバの間違いですね。
奥さんはこのLINEを見た瞬間、近所の公園で、砂遊びをしている夫の姿が目に浮かんだとのことですが、シアトルの砂場ってちょっと興味ありますよね。
おかんがオカンって!? 自虐ネタかと思いました
「おかんが『オカン』と入力して誤変換(笑い)。まあすぐわかりましたけどね」(20代・女性)
「『オカノ』の『ノ』が『ン』になってしまうと、『岡野』という人名が突如『おかん』になってしまう…。おかん本人による、クスリと笑える誤変換。御燗(おかん)した焼酎とも読めますね。
シニアにとってカタカナ語はそもそも覚えにくいし、間違えたことに本人も気がつかないというパターンが多いのかもしれません。
最後に、ときどき異常なほどにケンタッキー・フライド・チキンが食べたくなるライター氏家が思いついたカタカナの創作誤変換LINEをお送りします。
ケンキチって誰?なんのこと?
ケンタッキー・フライド・チキンの略し方って、地方によっていろいろありますよね。
「ケンタ」「ケンタッキー」「ケンタフラチキ」「ケンチキ」などなど。いろんな情報が混ざって最終的に、ケンキチという古くからの友達の名前みたいなことになっちゃったお母さん。これ、ありそうじゃないですか?(笑い)
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介護ポストセブンでは、介護の合間に読んでクスッと笑える誤変換・誤字LINEを大募集。高齢の母や祖父母、介護にまつわるやりとりなど、気軽にお送りください!取材・文/氏家裕子
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