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2021.04.05 06:00
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週刊脳トレ|週明けは1分で脳をリフレッシュ「同じものを探せ!」
空間認識機能が低下すると距離感や方向を十分に把握できず、事故を起こしやすい状態になる危険性が出てきます。最初はちょっとしたつまずきのようなものでも、いずれ大きな事故になることもあるでしょう。高齢者の転倒による骨折から寝たきり状態になると認知症の引き金となることも知られています。脳はこまめに色々な作業をさせると元気になりますから、こうした脳トレも繰り返し挑戦することが大切です。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。