料理研究家の冷蔵庫収納のコツ「7割収納」「容器」「ラベル」!便利な保存容器MEPALって?
冷蔵庫は片付けているつもりでも、いつの間にかゴチャつきがち。そこで、詰め込まないことで使いやすさをキープしている、スッキリ収納の達人のワザを紹介。買うものを厳選し、余分なものがないから奥までしっかり見渡せるため、食材の使い忘れももちろんありません。
『奥まで見渡せる“7割収納”がモットー』という、料理研究家の阪下千恵さんが冷蔵庫収納の極意を教えてくれました。パッと見て、サッと取り出せる。理想の冷蔵庫が作り出せますよ!
“7割収納”はムダなものを入れずにヘビロテ食材を厳選!
「料理研究家にしては冷蔵庫がスカスカなんですよ(笑い)」と話す阪下千恵さん。
コツは“余計なものは買わない”こと。
「子供たちが小さい頃は、便利そうと思っていろいろな食材や調味料を買っていましたが、結局あまり使わずムダにしていました。冷蔵庫に入れるものは自分がよく使う定番食材に絞った方が使いやすいことに気づいたんです」(阪下さん・以下同)
いまでは冷蔵室は2~3週間に1回、冷凍室は1か月に1回を目安に庫内をチェックして、食品の在庫を減らす“リセットデー”を設けるようにしている。
「大容量の調味料は買わないなど、そもそも使い切れないものは極力入れないように管理することがムダにしない秘訣です」
【冷蔵室】定番食材や作り置きはお気に入りの保存容器に
●チーズ・ストック類 家族の好物は最上段でストック
頻繁に使わないものは上段へ!
「家族みんながチーズ好きなので、数種類のチーズをまとめて保存。ストック類は最上段に置くのがベストです」
●作り置きおかず ガラス容器ならレンジも食洗機もOK
作り置きしたおかずはガラス容器に入れて。
「以前はほうろうを使っていましたが、レンジもオーブンも食洗機も使えるガラス容器がGood! ニトリやイケアでお気に入りのものを探しています」。
『MEPAL』の深型ボウルは、ふた付きなので保存容器として使えるうえ、シンプルなのでそのまま食卓に出しても素敵♪
●瓶類 ラベリングで使い忘れを防止
瓶類は開封したら開封した日を書いてふたに貼っておく。
「このひと手間で使い忘れが減りました」。
●ハム・チーズ 定番食材はアルミ缶にIN!
よく使うハムやチーズは『アカオアルミ』の『クイッキー』に。
「アルミなのでよく冷えます。ラベルを貼り、置き場所、しまい場所を家族全員に知らせることで、みんなで整理整頓できます」。
●調理中の食材や鍋 最下段は自由スペースに
いちばん下の棚は取り出しやすいので、鍋をそのまま入れたり、調理中の食材を置いたりできるように空きスペースをキープ。
【野菜室】100円ショップのカゴでざっくり分類
●野菜 ポリ袋に詰め替えて長持ち
一度開封した野菜は劣化を防ぐためポリ袋に入れて。
「100円ショップのカゴを使えば、野菜クズが落ちてもカゴごと洗えて衛生的です」
【冷凍室】立てる収納でひと目でわかる
●下ごしらえした肉・野菜類 カゴに立てるから整理しやすい
下味を付けた肉や下ごしらえした野菜などは、薄く冷凍して100円ショップのカゴに立てて収納。
教えてくれた人
料理研究家 阪下千恵さん
キッチンの片付けも得意。公式YouTubeチャンネル『MIKATA KITCHEN 阪下千恵』では収納テクも動画で公開中。
撮影/深澤慎平
※女性セブン2021年3月25日号
https://josei7.com/
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