すぐ借りられる個人向け融資・貸付3選|介護中の人は貸付額が10万増えることも
コロナの影響で派遣やパートなどで職を失ったという人たちの悲報が寄せられたので一部を紹介する。
「3月末でいきなり派遣切り。自粛期間中は新たな仕事を探すのも躊躇するし、マンションを買ったばかりなので家計がピンチ」(40代女性・空港関連)
「薬局で薬の処方が減って経営が大変、狭い薬局で密になるから、しばらくシフトを入れずに休むことに…」(50代女性・薬局勤務)
「緊急事態宣言後、勤務していたデパートが閉鎖して出勤停止。休業補償はあるらしいけど、当面の支払いがきつい」(40代女性・整体サロン勤務)
生活が困窮し、急を要する場合は、「緊急小口融資制度」による融資が早い可能性が高い。その他の融資制度は、融資を受けられるまで1か月程度はかかるものが多い。
さらに、女性セブンのアンケート調査※によると、
コロナの影響で仕事を失う可能性が「ある」と答えた人は346人。5人に1人、全体の20%以上となった。
すでに「失った」と答えた人は39人で2.6%。
「わからない」という回答が614人で、40%超。多くの人がコロナショックの影響を受け、仕事や経済に対して漠然とした不安を抱えているようだ。
【まとめ】個人向け融資や貸付制度の注意点
個人向けの融資や貸付制度は特別な事情がある場合を除き、返済が必要になることに注意したい。利用する場合は、普段使う銀行口座とは別の口座に入金しておくなど、後々の返済のことを考えてで活用すべきだろう。
新型コロナウィルスが終息してもすぐに収入がV字回復するとはいえないため、携帯料金、衣料費などの生活費を見直し、できるだけ出費を抑えておきたい。
※情報は2020年5月22日時点のものであり、変更される可能性がある。
文/大堀貴子さん
ファイナンシャルプランナー おおほりFP事務所代表。夫の海外赴任を機に大手証券会社を退職し、タイで2児を出産。帰国後3人目を出産し、現在ファイナンシャルプランナーとして活動。子育てや暮らし、介護などお金の悩みをテーマに多くのメディアで執筆している。
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