腎臓を労る食生活のコツ「高齢者は積極的なたんぱく質摂取がNGの場合もあるので注意を」【管理栄養士解説】
缶詰の果物を活用し、つるりと飲み込みやすい「寒天フルーツポンチ」の作り方をご紹介します。
寒天フルーツポンチの作り方
<材料>4人分
・粉寒天…4g
・水…500ml
・砂糖…60g
・缶詰の果物(お好みのもの)…1缶
・炭酸水…適量
・お好みでかき氷シロップ…大さじ1
【1】鍋に粉寒天4gと水500mlを入れ火にかける。沸騰したら火を弱めて、砂糖を加えてよく混ぜながら1~2分煮て溶かす。全体が冷めたらかき氷シロップ(ブルーハワイ使用)を大さじ1を入れ、よくかき混ぜる。
【2】【1】を容器に入れて、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
【3】固まったら食べやすい大きさにカットする。
【4】【3】と缶詰の果物(シロップは除く)を皿に盛って軽く混ぜ、食べる前に静かに炭酸水を注ぐ。
ポイント
寒天ゼリーは常温でも固まりますが、冷やすとよりおいしく食べられます。また、飲み込みに不安があるときは、ゼリーをフォークで崩してジュレ状に。炭酸水はとろみ剤でとろみをつけると、食べやすくなります。
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高齢になると食事量が減少している場合が多いので、とくに医師に腎臓について指摘されていない場合は、極端な食事制限は必要ありません。たんぱく質は目安量を意識してしっかり摂って、減塩には気をつけましょう。
腎臓のケアが必要な場合には、医師や管理栄養士と相談しながら無理のない範囲で腎臓の負担を減らす食生活を実践してみてくださいね。