兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第260回 面談ラッシュ!】
家中どこにでも排泄してしまう認知症の兄の症状に奮闘してきた妹のツガエマナミコさんでしたが、病状が急変した兄は現在歩くことができなくなり、ベッドの上だけの生活になったことで、在宅介護の状況にも大きな変化が訪れています。
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区分変更の申請をしました
先日、うっかり鍵を持たずにゴミ出しに出てしまい、オートロックゆえに思わぬ締め出しを食らったツガエでございます。土曜日の朝7時40分。「ゴミの日なんだから誰か出てくるだろう」と思いましたが、静かなマンションは足音一つ聞こえてきません。8時にはヘルパーさまがいらっしゃるので「ヤバイ…」と思っていると次第にトイレにも行きたくなってくる始末。やっと駐車場に向かう第一住人を発見し、「すみません」と事情を説明して家に入れたのはヘルパーさまが到着する5分前でございました。兄が歩けた頃には、ゴミ出しでも必ず鍵をかけて出ていたので、そんな失態はなかったのですが今後は気を付けなければと肝に銘じた出来事でございました。
先週から訪問看護師さまも入って万全の態勢になりました。契約書を交わして早速、便秘気味なので摘便(肛門に指を入れて便を出す医療行為)をしていただきました。両手いっぱいに出て、「水分