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最新ポータブル電源『Jackery 500 New』を認知症の母の遠距離介護で使ってみた!停電時に見守りカメラは動くのか【工藤広伸さん・実録レポート】

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 岩手・盛岡で一人暮らしをしている認知症の母を、東京から遠距離介護している作家でブロガーの工藤広伸さん。見守りカメラなど便利な機器を活用しているが、心配なのは“停電”だ。常々、非常用電源の必要性を痛感していたという。そこで以前から気になっていた最新のポータブル電源『Jackery 500 New』を使ってみることに。その様子を盛岡からレポートしてもらった。

遠距離介護中の工藤広伸さんによる『Jackery 500 New』お試しレポート

 認知症の母の遠距離介護は今年で13年目になる工藤広伸と申します。月に2回ほど実家に帰省して母のサポートをしています。わたしが東京にいるときは、見守りカメラで母の様子を確認しています。認知症の進行とともに見守りカメラをチェックする頻度は増えています。

我が家の介護には見守りカメラが必須

 見守りカメラは、居間や廊下、玄関先など計6台設置していて、スマホを使って、見守りカメラのスピーカーから母に話しかけることもできます。

 あるときスマホで母の映像をチェックしていたら、トイレの前でうずくまってお腹を押さえていたことがありました。「どうしたの?」と呼びかけても母は「いてー、いてー」と言っています。慌てて訪問看護師さんに連絡し、母のもとに駆け付けてもらいました。

 看護師さんのケアによってしばらくして落ち着いたので大事には至りませんでしたが、こういう時、見守りカメラがあって本当によかったと思います。真夏の室内で倒れていたらと思うとゾッとします。

停電したら見守りカメラが映らない!

 見守りカメラは、我が家の遠距離介護には必要不可欠です。さらに、スマホで操作できるスマートリモコンで、実家のエアコンのオン・オフや温度設定なども行っています。

 これらのIoT機器は、インターネット回線、また、固定電話も光回線を利用するため電源を必要とします。つまり、停電してしまうとこれらの機器が使えませんし、携帯電話を持っていない母とは連絡もつかなくなってしまいます。

ポータブル電源に求めるものは?

 これまで大規模な停電の経験はありませんが、最近はゲリラ豪雨による落雷も増えています。災害など万が一に備えた対策をしなければならないと常々感じていたので、このたびポータブル電源を試してみることにしました。

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数時間の電源が確保でき、コンパクトなサイズが理想的

 停電直後に、まず何が起きているのか、母の様子を見守りカメラで把握さえできれば、対策を打てます。何日も続く大規模な停電の場合は、避難所で過ごすことになると思うので、最低限、わたしが東京から盛岡に向かう約5時間の間、電源を確保できればいい。数時間の停電に備えるなら、ポータブル電源の容量はそこまで大きなものは必要ないと考えました。

 また、大きくて目立つものだと、母が気になって動かしてしまう恐れもあるので、コンパクトで部屋の中で持ち歩ける重さのものが理想です。

『Jackery 500 New』を早速、使ってみると…

 以上のことを踏まえて選んだのが、ポータブル電源を扱うメーカーの中でも、軽量・コンパクト設計に定評があるJackery(ジャクリ)です。中でも、この夏新たに発売された『Jackery 500 New』を使ってみることにしました。

A4サイズに収まる大きさ、5.7kgの軽量

『Jackery 500 New』は、電源容量500Whクラスで最軽量の5.7㎏です。片手で持ってみると、思ったより軽い。これなら女性でも片手で持ち運べると思います。

 ちなみに500Whというのは、スマホ(29W/3227mAh)なら24回、パソコン(80w/63.5Wh)だと4回充電できる容量です。

 大きさは、A4の紙1枚分のスペースに収まるコンパクトさで、持ち手は本体に収納できます。居間のテレビ台の下に収納してみると、オーディオ機器のような感じで馴染んでいます。母は見慣れないものがあると片付けようと思って動かしてしまうのですが、これなら母も気にならないと思いました。

充電はあっという間の最速1.3時間!1年放置しても放電は10%

 ポータブル電源は、使う前に充電しておく必要があるのですが、マニュアルによると本体の充電時間は最速1.3時間とあります。感覚的には1時間くらい、家事をしている間に終わっていた感じです。

 フル充電して1年間置いておいても自然放電は10%程度ということです。いざ使いたいとなったとき、充電がなくなっていたということも防げそうです。

 本体のバッテリーには、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用している点もポイント。リン酸鉄リチウムイオン電池は、温度が上昇しても発火リスクが低く、耐用年数も長いとされています。

停電時を再現して『Jackery 500 New』を使ってみたら…

 早速、いつも居間で活用している見守りカメラを繋いでみました。

 我が家のインターネットは、光回線を使用しています。光回線の機器(ONU)に繋いだWi-Fiルーターから、見守りカメラの映像がインターネット経由でスマホに送られ、リアルタイムで確認できるようになっています。

 まず、停電環境を再現するために、自宅のコンセントに、スマホから遠隔で電源のオン・オフができる「スマートプラグ」を挿し、そこに『Jackery 500 New』を繋ぎます。そして各機器を『Jackery 500 New』本体に接続します。

コンセント2口、USB(タイプC・タイプA)、さまざまなタイプが接続可能

『Jackery 500 New』には、通常の電源コンセントが2口、USB(タイプC・タイプA)ポートもあるので、さまざまなタイプの家電を繋ぐことができます。

 接続が完了したところで、スマートプラグを操作し、一時的に電源を遮断して停電状態を再現しました。

わずか0.001秒で給電が開始

 すると、あっという間に『Jackery 500 New』からの給電が開始されました。

 これは、充電しながら同時に家電を使用できる「パススルー機能」と、そして停電時には瞬時に(0.02秒など)電源の切り替えが行われる「UPS機能」によるもの。これらの機能のおかげで、我が家では欠かせない見守りカメラなど、電源が途切れると困る機器を常時接続して、より安心して使うことができるというわけです。

 見守りカメラの映像をチェックしてみると、部屋の様子やいつも母が座る座椅子の位置もばっちり映っています。

「お~、これはいい!」。母がはデイサービスに行っている時間にテストを行ったので、母は映っていないのですが、思わず声を出してしまいました。

テスト結果「停電時でも我が家の見守りカメラは16時間稼働する」

 本体パネルをチェックしてみると、4時間で25%減っていました。そのまま使い続けると16時間は持つという計算になります。

 東京から盛岡の実家まで、早くて4時間半、5時間くらいかかります。16時間あれば、仮に、夜停電が起こったとしても、朝一番で出発すれば実家に着くまで、充分持つということです。

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扇風機、スマホ、PCを繋いで使ってみた

 夏の盛岡は、東京よりは涼しいものの、日中は熱中症も心配です。500Wだとエアコンを動かすには電力が足りませんが、扇風機であれば充分動かすことができます。

「省エネモード」なら、バッテリーの無駄な消耗を防ぎながら、電力を大事に使うこともできそうです。ただし、省エネモードは6時間で自動的に電源がオフになります。

 帰省時に停電してしまった場合、もちろん執筆などの仕事をとめるわけにはいかないので、PCやスマホの電源としても活用できそうです。

 ジャクリの資料によると、停電3日間を『Jackery 500 New』で過ごす場合、1日分の電気容量の例は、LEDランタン(3W)5時間、テレビ(50W)で1時間、スマホの充電(18W)で2回分、給湯器(50W)1時間。1日にこれだけ使えれば、非常時をなんとか乗り切れるでしょう。

編集部&工藤さんがCHECK「ほかにもある!注目ポイント」

 まだある!注目のポイントをピックアップしてみました。

LEDライト搭載

 本体右上にLEDライトを搭載。停電時の簡易的な照明としても活用できる。「室内で手元を照らすには充分な明るさだと感じました」(工藤さん、以下同)。

アプリ連携の必要なし

 ポータブル電源はアプリの設定などが必要なものもあるが、『Jackery 500 New』はアプリ連携の必要がないので、機械の設定が苦手なシニア世代にも使いやすい。「マニュアルを細かく読まずに感覚的に使えました」。

雷サージ保護機能

 落雷によってポータブル電源に接続した機器の損傷から守る「雷サージ保護機能」付き。昨今増えている、突然の落雷から機器を守る注目の機能。「最近は岩手でも雷が増えているのでさらに安心ですね」。

 また、ソーラーパネル(別売)を併用することで、長期停電に備えることもできる。

工藤広伸さんの『Jackery 500 New』試用レポート【まとめ】

・非常用充電として十分な容量
・使い勝手抜群
・シンプルなデザインでかっこいい
・リーズナブルな価格

 ポータブル電源を初めて使ってみましたが、『Jackery 500 New』は、我が家の非常用電源としては充分で、使い勝手もとても良かったです。見た目もシンプルでかっこいのも気に入りました。

 我が家の遠距離介護の生命線ともいえる見守りカメラ。ポータブル電源の備えがあれば、もしもの時も止まることなく使い続けられる。心強い備えになると実感しました。

【データ】

Jackery 500 New

通常価格:5万9800円(特別セール期間は3万5880円)

公式サイトの製品情報はこちらをチェック

【セール情報】

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撮影/工藤広伸

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