要介護度を下げる介護法|かたせ梨乃、柴田理恵、菊池桃子が老親に起こした奇跡
柴田理恵(60才)も親の要介護度が下がった1人
母親の須美子さん(90才)は17才で小学校の代用教員となり、引率先の動物園でサルに眼鏡を奪われて取っ組み合いをするなど数々の武勇伝を持つ。退職後も元気だったが2015年に夫を亡くすと体調を崩し、2017年秋に入院した際は朦朧として歩けない状態になって要介護4と認定された。
その後、柴田は須美子さんが住む実家の富山県を月に数回のペースで訪れて介護しながら、「スパルタ式リハビリ」に取り組ませた。
「定年後は地域でお茶や歌謡の先生をしていたお母さんが、“また子供たちにお茶を教えたい”と話すのを聞いた理恵さんは、“なら元気になるためにリハビリを頑張ろう”とハッパをかけて歩行練習やリハビリをすすめました。お母さんは一時は“もう死にたい”と口にしましたが、一人娘の理恵さんの後押しでリハビリに励みました」(柴田の知人)
娘のおかげで母は退院できただけではなく、実家でひとり暮らしをして、歌謡教室を再開できるほどまで回復した。
バリアフリー新居を購入 菊池桃子の場合
2012年にプロゴルファーの西川哲(51才)と離婚し、長男と障害を持つ長女のシングルマザーとなった菊池桃子(51才)は、高齢の母親と一つ屋根の下で暮らす。
「20年ほど前からお母さんは足の具合が悪くなったそうです。母思いの菊池さんはバリアフリーの新居を購入し、仕事が忙しいなかリハビリなどを支えてきました。おかげでお母さんの容体は安定し、菊池さんがブログで今年の母の日に一家でお寿司を食べに行った様子を報告すると、ファンから“お母さんが心配でしたが、元気そうでよかった”との声が寄せられました」(芸能関係者)
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