痛み・不調を改善する関節ほぐしのやり方|ゆる関節ストレッチを2週間続ける
・目線は斜め前方へ
頭をうなだれても、反らしすぎても、頸椎への負荷増。自然と斜め前へ目線がいく角度に。
・骨盤は左右で高さをそろえる
骨盤の中央にある仙骨にものを置いても動かないよう、体の左右で傾きがない姿勢をとる。
・ひざとひざの間はこぶし1個分、開ける
ひざを少し離した方が、ポーズが安定する。不安定なら、もう少し広げて。
・人さし指を正面に向け手をつく
中指ではなく、人さし指を正面に向ける。これで手首がつまるような感覚や、肩甲骨が不安定になるのを防げる。
・手は肩より少し前につく
このあと行うポーズで背骨や胸郭を大きく動かせるよう、手は肩の真下ではなく少し前に。
●背骨を丸める
息を吐きながら、みぞおちを天井に突き上げるように4つ数えつつ背骨を丸める。その姿勢のまま2つ数えたら基本のポーズに戻る(3回繰り返す)。
※NGポーズ
頭を下げるだけだと、頸椎が曲がるだけで、背骨全体は丸まらない。「みぞおちを支点に背骨を丸める意識を」
※やりにくければ座ってもOK
みぞおちに両手の指先を当て、指を押し込むように背中を丸め、深呼吸を8回繰り返す。
●背骨を反らす
息を吸いながら4つ数えつつみぞおちから背骨を持ち上げるように反らす。そのままの姿勢で2つ数え、基本のポーズに戻る(3回繰り返す)。
・NG
頭に意識を置いて反らすと、背骨の反りが足りない。「反らす時もみぞおちを支点に、背骨全体を反らすように。
・やりにくければ座ってもOK
みぞおちを斜め上に引き上げるように胸を反らし、深呼吸を8回繰り返す
●背骨を左右にCカーブさせる
【1】息を吐きながらみぞおちを左側にずらし、4つ数える。
【2】背骨でCの字を描くイメージで体をカーブさせる。この時、左の脇腹は伸び、右の脇腹は縮んでいればOK。このまま2つ数えたら、息を吸いながら基本のポーズに戻る。反対側も同様に(各3回繰り返す)。
・上から見ると背骨がCの字に
手足は動かさず、みぞおちを左に動かし、背骨をカーブさせる。骨盤の高さも左右均等にしておく。
・やりにくければ座ってもOK
みぞおちに両手を当て、みぞおちを左に動かした状態で深呼吸を8回行う。この時、息が左側のろっ骨に入っているイメージで。
●ひざが痛い人は…
【1】体の右側を下にして横になり、頭の下にタオルなどを敷き、背骨と首が一直線になるよう調節する。左のひざを直角に曲げ、両腕は前方へ伸ばし、手のひらを合わせる。
【2】左腕を、弧を描くようにして天井の方へ上げていく。この時、両脚と右腕、目線は【1】のままキープし続ける。
【3】両脚と右腕はそのままの状態で、背骨を左側にひねりながら頭も後方へ回し、左腕をゆっくり開く。そのまま10~15数えて、【1】の姿勢に戻る。左側も同様に【1】~【3】を行う。