血圧を下げる食事はどっち?12番勝負「昼のコーヒーVS夜のワイン」「ぶり照り焼き定食VSカレーライス」【専門家監修】
「牛乳には直接的に血圧を下げる作用はないが、カリウムを多く含む果汁には血圧を下げる作用がある」(徳田さん)
WIN:夜のぶどうジュース
3時間おきの高カカオチョコレートVS食後のぶどうジュース
「どちらも血圧を下げる成分が豊富で、高カカオチョコレートの効果は3時間、ぶどうジュースは200mlで8時間程度。しかし効果を求めるために8時間おきにぶどうジュースを飲めば糖質過多に」(渡辺さん)
WIN:3時間おきの高カカオチョコレート
昼のコーヒーVS夜の赤ワイン
ともに含まれるポリフェノールには血圧を下げる効果があるといわれる。
「この場合は赤ワインに軍配が上がります。ポリフェノールに加え、アルコールにも摂取後1~7時間程度、血圧を下げる効果がある。ただし、飲みすぎると逆に血圧は上がるので要注意」(渡辺さん)
WIN:赤ワイン
ぶりの照り焼き定食VSカレーライス
「照り焼きは塩分が多い一方、カレーの香辛料には血圧を下げる効果が。だたし塩分が多いルーではなくカレー粉を使ったものを選んで」(渡辺さん)
WIN:カレーライス
納豆VSきゅうりの浅漬け
「きゅうりが含有するシトルリンと呼ばれるアミノ酸やカリウムには降圧作用があるが、浅漬けにする際に塩が使われてるので、納豆の方が好ましい。ただしタレを入れると塩分過多に」(渡辺さん)
WIN:納豆
寿司VS焼き肉
「肉と魚そのものには血圧への影響は差がない。焼き肉のタレの塩分や酢飯のお酢を比較した場合、酢の分でお寿司に軍配」(渡辺さん)
WIN:寿司
※女性セブン2023年10月12・19日号
https://josei7.com/
●血圧を上げる・下げる食事「カレーライスとぶり照り焼き定食、塩分が高いのはどっち?」【専門家監修】