60代の約8割が該当「夜間頻尿」改善すれば病のリスク低下!すぐに実践できる対策12選を医師が解説
【1】尿意が来たときに少しがまんしてからトイレに行く「膀胱トレーニング」をする。1分から始めて少しずつ時間を延ばす。
【2】トイレをがまんするときに使う筋肉を締めたりゆるめたりする「骨盤底筋体操」を行う。尿失禁や便失禁を防ぐ効果も。
【3】1日の水分補給は2時間おきに200mlを8回が基本で、それ以上は余分。ただし汗をかいた場合は追加でその都度飲むこと。
【4】アルコールやカフェインには利尿作用があるので水分補給に向かない。特に寝る前に飲むのは避ける。
【5】塩分は尿を増やすので1日6gを目安に。夕飯を早めに食べることも夜間頻尿の対策になる。
【6】カリウムが多い生野菜や水分が多いすいかなどの果物は尿量を増やすので、夕飯では避ける。
【7】14~17時の間に15分ほど昼寝をする。横になることでむくみが解消される。
【8】散歩や軽いスクワットなどを取り入れ、下半身を動かしてむくみを解消する。
【9】日中に弾性ストッキングをはくとむくみが軽減できる。
【10】寝る前にゆっくり1分間、触れるか触れないかぐらいの力で会陰部をさする「骨盤底さすり」を行う。
【11】体が冷えると膀胱が収縮し、尿意を感じやすくなるので寝る前に冷たい水は飲まない。
【12】薄着だと体が冷えて尿意を感じやすい。夜は寝巻きの下にインナーを着て腹巻きをし、ふとんも湯たんぽで温める。
写真/PIXTA
※女性セブン2023年9月14日号
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