すぐ作れるお酢を使った「“酢的”ドリンクレシピ」4選|おいしいのに脂肪も便秘もスッキリ!お酢の豆知識も
高いお酢が効果があるのか、たくさん飲む方が体にいい? そんなお酢についての豆知識をご紹介。
【Q】お酢を飲むと体が柔らかくなるの?
【A】なりません
お肉をお酢に漬けると、肉の繊維質が酢酸によって壊れ、柔らかくなりますが、体が柔らかくなることはありません。
【Q】お酢を飲む時の注意点は?
【A】原液で飲むと胃を傷めます
お酢の酸度は4.3~5.0%と刺激が強く、原液での摂取は喉や胃の粘膜を痛めてしまうため、必ず5~8倍に薄めてから飲みましょう。ハチミツを加えると飲みやすくなります。空腹時の摂取も控えて。
【Q】お酢はたくさん摂るほどいいの?
【A】最大でも1日大さじ2杯まで
摂取の目安量は、1日大さじ1杯~2杯程度。3食に分けてもOK。薄めて飲む、または料理に入れて使いましょう。
【Q】高価なお酢のほうが体にいいの?
【A】値段は関係ありません
酢の成分、酢酸はすべてのお酢に含まれるので、安価な穀物酢でも高価な純米酢でも健康への効果は変わりません。
【Q】高温調理では酢の効果はなくなるの?
【A】なくなりません
酢酸の沸点は118度。長時間煮込むのでなければ、酢酸の効果はなくならないため、いろんなメニューで味わって。
→体にいい酢の種類とその効能|血圧、血糖値、動脈硬化対策に正しい酢の摂り方
教えてくれた人
沼津りえさん/管理栄養士・調理師
料理教室COOK会主宰。「料理が楽しい!」と思えるレシピ作りがモットー。『母から娘に伝えるはじめてのLINEレシピ』(ART NEXT)など著書多数。
撮影/深澤慎平 取材・文/石井栄子
※女性セブン2023年6月15日号
https://josei7.com/