年金で入れる「ケアハウス」とは?種類や入居条件、費用、サービスを解説 入居した父親が退去を余儀なくされた実例も【FP解説】
部屋は個室で広さは21.6㎡以上(2人部屋は31.9㎡以上)が基準となっており、トイレやミニキッチン、洗面所などが設置されています。また、共用設備は、食堂やリビング、浴室などが設置されています。
提供されるサービスには、食事のほか入浴の準備や生活相談等があります。
介護型は、介護保険サービスを受けながら住み続けることができます。自立型でも、外部の事業者と契約して介護サービスを受けることができます。ただし、一定程度の介護度になったときには、退去しなければならない場合もあります。
※参考/厚生労働省(老健局)の取組について
https://www.mlit.go.jp/common/001083368.pdf
ケアハウスの利用料金は?
ケアハウスの入居費用は、入居者の所得状況によって異なります。また、入居時に入居一時金や敷金が必要な場合もあります。
入居後の毎月の利用料は、以下1~5の合計額になります。
【1】サービスの提供に要する費用(事務費など)
【2】生活費(食材料費及び共用部分の光熱水費)
【3】居住に要する費用(管理費や家賃)
【4】その他(居室の光熱水費など)
【5】介護保険サービス費(本人負担分)
概ね毎月の利用料の目安は、約9万円~15万円程度となるでしょう。また、介護保険サービスを利用したときには、自立型は利用した分、介護型は要介護度に応じた一定額を負担することになります。利用料など詳しく知りたい場合は、最寄りのケアハウスに確認しましょう。
※参考/軽費老人ホームの利用料等に係る取扱い指針について
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kourei/shisetu/keihi/keihituuti.files/1riyouryoutoriatukaissisinn.pdf
※参考/公益社団法人 全国老人福祉施設協議会「自立した 、尊厳ある生活を支える軽費老人ホーム・ケアハウス」https://mitte-x-img.istsw.jp/roushikyo/file/attachment/303246/keihi_pamphlet.pdf