1日2分!がんを防ぐ筋トレ13選「筋トレしている人はがん死亡率が低下」【医師解説】
日本人に最も多いがんが「大腸がん」。予防には便秘の改善が必須。そこで、排便の際に重要なお腹まわりの筋肉や、リンパ液の流れをよくするお尻まわり~下半身の筋肉を鍛えよう。
プランク
1回の目安:20~30秒×3セット
両ひじを曲げて肩幅くらいに広げ、うつ伏せになる。両ひじを床につけたまま、肩、股関節、外くるぶしが一直線になるように足を伸ばす。目線は斜め下へ。この姿勢を20~30秒キープする。きつい人は、ひざをついてもOK。
<ポイント>
お尻が上がりすぎたり、腰が落ちて背中がそり、目線が上に向くと腰に負担がかかるので要注意。
ヒップリフト
1回の目安:10×3セット
仰向けに寝て、両腕は伸ばしたまま手のひらを床につけてお尻の脇に置く。足はつま先を少し外側に向けて肩幅くらいに広げる。お尻をゆっくりと持ち上げて20~30秒キープし、お尻をゆっくり下げる。これを繰り返す。
<ポイント>
肩、股関節、ひざが一直線になるように。これ以上お尻を持ち上げると腰を痛めるので注意。
カーフレイズ
1回の目安:20~30回×3セット
足は軽く開いて背筋を伸ばし、椅子の背に両手をのせて立つ。両かかとをゆっくり上げ、ゆっくり下げる。これを繰り返す。ふくらはぎが熱くなっている感覚があれば効いている証拠。“第二の心臓”ともいわれるふくらはぎの筋肉を鍛えることで、リンパ液や血液の循環がよくなる。
レッグレイズ
1回の目安:10回×3セット
仰向けに寝て、お尻の下に両手を置き、ひざを軽く曲げる。息を吐きながらひざを曲げた状態で足を上げる。骨盤の真上まで足を上げたら、ゆっくりと息を吸いながら足を下げる。これを繰り返す。
<ポイント>
<1>ひざを軽く曲げると、腰に負担がかかりにくい。
<2>足を上げたときにお腹に力が入っていればOK!
スクワット
1回の目安:10回×3セット
【1】足を肩幅くらいに開いて立ち、つま先を少し外側に向ける。両手は腰に。
<ポイント>
<1>腰に手を置くとバランスがとりにくい人は、腕を前に伸ばしたり、胸の前で交差させてもOK。
<2>足の重心はつま先やかかとではなく土踏まずに置く。
【2】視線を斜め下に落としながら、ひざを曲げてお尻をひざの高さまで下げる。ゆっくりとお尻を上げて元の姿勢に戻す。これを繰り返す。
<ポイント>
<1>背中を丸めるとお尻の力が抜けるので顔を前に向け、少し胸を張る。
<2>目線を上げるとバランスを崩しやすいのでやや下に。