北海道のスープカレー鍋レシピ「みそ×スパイスが新感覚!シメは禁断のカルボナーラうどん」
冬の食卓に欠かせない鍋。いつもの味ではなく、ちょっと特別を味わいたいという方、北海道のご当地食材がたっぷり入ったスープカレー鍋はいかがですか? 北海道を愛する名店の亭主が、家庭でも作りやすいレシピを考案してくれました。おうちで鍋を囲みながら、ほっこり旅気分を味わいましょう。
人気のスープカレーは鍋にしても激ウマ!
スープカレーの聖地・札幌には、市内だけで約200ものスープカレー店があり、小樽出身の佐藤恭平さんは、「とにかくいろんな店を食べ歩いた」と話す。
「家庭の味というよりは、お店で食べる人が多いですね。札幌のスープカレーは道内で大ブームになり、2時間待ちの行列ができるお店も。スープカレーは、実はそのまま鍋にしてもおいしい! みそベースのスープに鮭や帆立貝のだしを利かせ、4種のスパイスを融合しました」
「スープカレー鍋」の作り方
道産自慢の鮭や帆立貝はゴロッと大胆に「みそ×スパイス」が新感覚!
魚介のだしが溶け込んだカレー味のスープは濃厚で止まらないおいしさ。キリッと刺激的なスパイスを、豆乳がバランスよくマイルドにまとめてくれる。
※材料2人分です。具材の量は目安なので、好みで調整してください。
※材料や作り方は家庭用に考案したもので、お店のものとは異なります。
【材料】
長ねぎ…1/2本
白菜…300g
豆腐…1/2丁
しめじ…1/2パック
ミニトマト…5~6個
かき…10粒
鮭…1切れ
帆立貝柱…6粒
(A):調製豆乳…2 1/2カップ 水…1カップ みそ…40g コンソメ(顆粒)…20g
(B):カレー粉…大さじ2 クミン・コリアンダー…各小さじ4 カルダモン…小さじ2
<ご当地食材>
北海道ならではの鮭や帆立貝、みそを使いベースは石狩鍋風に。「ラーメンやちゃんちゃん焼きなど、みそは北海道で定番の味付けです」(佐藤さん)。
【作り方】
【1】長ねぎは1cm幅の斜め切りに、白菜と豆腐は食べやすく切る。しめじは石突きを取ってほぐし、ミニトマトはへたを取る。かきは塩少量(分量外)を振ってもみ洗いする。
【2】小鍋に(A)を入れて中火にかけ、混ぜながら溶かす。沸騰したら火を止め、(B)を入れる。
【3】鍋に【1】、鮭、帆立貝柱を入れ、【2】を注ぐ。火にかけ、具材に火が通ったら食べる。
【おいしく作るPOINT】
★香りが飛んでしまうので、スパイスは火を止めた後、最後に加える。
★スープを先に仕上げてから具材を並べた鍋に注ぎ入れ、煮込んでいく。強火で煮ると豆乳が分離してしまうので、沸騰させ過ぎないように注意を。
シメはカルボナーラうどんにしていただきます
チーズと卵がトロトロ♪ 禁断のカルボナーラうどん
残ったスープにベーコン、うどんを追加して煮込む。仕上げに粉チーズ、粗びき黒こしょうをたっぷり振って、卵黄をのせる。
教えてくれた人
佐藤恭平さん/Rojiura Curry SAMURAI.下北沢店・総料理長
【DATA】住所:東京都世田谷区北沢3-31-14
撮影/井幹郎 取材・文/岸綾香
※女性セブン2023年1月5・12日号
https://josei7.com/
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