レトルト介護食が大変身!夏バテに「うなたま丼」【10分でパパッと介護食】
誤嚥しないように、野菜もお肉もすべてミキサーで撹拌して、とろみをつけて…。イチからやろうと思うと、意外と大変な介護食作り。そんなとき、頼れるのが市販品。冷蔵庫にある食材を加えるだけで、簡単に味も栄養価もグレードアップ!
毎日の介護食作りが”時短”&”ラク”になるアレンジレシピをご紹介。介護食の料理教室やカフェを運営する歯科の医療機器メーカー、ジーシープロデュース『Kamulie(カムリエ)r』の店長・志水香代さんに教えてもらいました。
夏バテに克つ『うな玉丼』
今回使用するのは、市販の介護食『 やさしい献立 やわらかおかず うなたま 』(キューピー)。本来、誤嚥しやすいうなぎが、舌でつぶせるやわらかさに食べやすく加工されている。
「蒲焼風のタレをパパッと作ってかけるだけで、味がグレードアップ。おかゆにかければ、1度に主食とおかずができあがります」(志水さん、以下同)。
材料(1人分)
うなたま(レトルト) 1袋(80g)
おかゆ 200g
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
みりん 小さじ2
作り方
【1】鍋にしょうゆ、砂糖、みりんを入れて中火で煮詰め、とろみがついてきたら火を消す。
【2】うなたまを電子レンジで温める。
【3】器におかゆを盛って、うなたまをかけ、①をまわしかける。お好みで山椒やわさび少量を添える。
【エネルギー】316kcal 【たんぱく質】7g 【脂質】3.2g 【塩分】3,3g
※栄養成分は1人分です。
今回のポイント!
たれを鍋で温めるときは、ぷくぷくと泡立ってきたらさらに煮詰めていき、とろみがついたら完成。
レトルト食品にちょこっと愛情をプラス
レトルト介護食は、おかず単品として出すよりも、好みのやわらかさのご飯にかけて“丼”にしてしまえば、調理がグッと手軽になる。また、「おかゆをプラスすることでカロリーがアップしますし、タレを手作りするだけで、グッと家庭料理に近づき、風味がよくなります」。手間をかけずに市販品が愛情料理に。
※掲載した商品は『Kamulier』で販売しています。また、ワークショップや料理教室は、どなたでも参加ができます。参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト:http://www.kamulier-gc.jp
【介護食の作り方をわかりやすい動画などでご紹介!このシリーズの他の記事をみる】