やわらかくて爽やか!【介護食】「大根の梅和え」動画レシピ
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
梅の爽やかな酸味で食欲増進
蒸し暑い季節は、梅の風味でさっぱりと。梅の酸味が唾液の分泌を促するので、飲み込みやすくなり、おしくて食べやすい。
管理栄養士がそんな介護食を料理教室やワークショップなどで毎月提案している『Kamulier(カムリエ)』のレシピをいち早くご紹介します。
今回のメニューは、『大根の梅和え』。 やわらかくゆでた大根をつるりとのどごしよく仕上げます。
* * *
材料(2人分)
■大根
大根 90g
白だし 15g
水(大根を下茹でした汁でも可) 130g
塩 0.2g
粉寒天 1g
■梅あん
水 75g
白だし 5g
ねり梅 8g
塩 0.3g
片栗粉 4g
水 大さじ1
下準備
・大根は一口大に切り、下茹でしておく。
作り方
■大根の作り方
【1】鍋に白だし、水(大根を下茹でした汁を使ってもよい)、塩を加えて煮立たせ、下茹でした大根を加えて、味がしみ込むまで煮る。煮汁は大さじ4~5残しておく。
【2】煮えた大根と煮汁を容器に移し、ハンディータイプのミキサーでなめらかにする。
【3】ピューレ状になったら大根を鍋に戻し、粉寒天を加えてひと煮立ちさせる。
【4】タッパーなどの容器に入れ、冷やし固める。
■梅あんのつくり方
【1】鍋に水、だし、ねり梅、塩を入れてよく混ぜ、ひと煮立ちさせる。
【2】水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつける。
【3】とろみのついた梅あんを冷蔵庫で冷やす。
ポイント
寒天はしっかり煮溶かさないと固まらないので、沸騰するまで加熱して。沸騰している状態で片栗粉をいれるとダマになりやすいので火を弱めてから入れること。
【エネルギー】288kcal 【たんぱく質】11.9g 【脂質】17.3g 【塩分】1.7g
*栄養成分は1人分です。
●『Kamulier』で開催される料理教室は、どなたでも参加ができます。
料理教室6月のスケジュールは、6/7(木)、6/23(土)。介護食の基本が学べます。
参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
『Kamulier(カムリエ)』は歯科の医療機器メーカー『ジーシー』がプロデュースしており、東京・御茶ノ水、順天堂大学医学部附属順天堂医院裏手にあります。店舗では、スーパーパティシエとして名高い辻口博啓氏が介護食向けに考案したケーキなどが味わえるカフェとして(ケーキはテイクアウトや地方発送もあり)利用できる他、介護の「口から食べること」に関わる商品の販売があり、管理栄養士や歯科衛生士など常駐する専門家から、アドバイスも受けられます。
【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト:http://www.kamulier-gc.jp
【介護食の作り方をわかりやすい動画でご紹介!この連載のバックナンバーをみる】
●鮭の旨味とクリーミーな食感がやみつきに!「サーモンのテリーヌ」
【関連記事】
●『希望のごはん』ができるまで~介護食に新風を吹き込んだ愛のstory