猫が母になつきません 第211話「わらえる」
世の中の人は1日にどのくらい笑っているんだろう。人それぞれ、基準がないのはわかっているけれど、ふと考える。私はといえばたぶん1日をほぼ無表情で暮らしていると思います。漫画の絵も無表情ですが、これはリアルなんです。画力のせいじゃなくて(汗)。それでも猫と暮らし始めてから「微笑む」とか「笑う」という時間ができて、多少顔の筋肉を動かすように。ストレスがたまってブルーな日でも猫がそばにやってきて、なめてくれたと思ったらお尻を向けてころんと転がって添い寝を始めたらどんなに落ち込んでいても笑ってしまう。そしてちょっと泣いてしまう。ちなみに猫がお尻を向けて寝るのは「信頼している証」。無防備な背中を向けても安心な相手にしかしない尊い行為ですから。誤解なきよう。
作者プロフィール
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。
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