令和初の喪服でのご公務。天皇皇后両陛下が墓所を参拝
昭和天皇の末弟・故三笠宮崇仁さまの次男桂宮さま。サラリーマン生活(NHK嘱託)も経験された。桂宮家を創設したʼ88年、急性硬膜下血腫で倒れられ、手術やリハビリから3年半の後、ご公務に復帰されていた。しかしʼ14年6月8日、急性心不全で逝去され、豊島岡墓地(東京・文京区)で永遠の眠りについておられる。
桂宮さまは、「皇族が車いすででかければ、施設のバリアフリー化などでほかの障害者の役に立てる」と明るくおでかけになるお人柄だった。
亡くなられてから5年、墓所を参拝された両陛下は、上皇さまのいとことしてご親交も深く、参拝後、故三笠宮寛仁さま(ʼ12年6月逝去)の長女彬子さまを優しくねぎらわれていた。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン6月27日号