天皇皇后両陛下 令和最初の国賓・トランプ大統領来日で圧巻の皇室外交
雅子さま“本領発揮”のおもてなし
「雅子自身もいろいろ海外での経験もありますし、このグローバルな時代にあって、国際的な取組など、本人だからできるような取組というのが、今後出てくると思います」。
天皇陛下が今年2月23日の59才のお誕生日に述べられた期待感が早速、実を結んだ。
トランプ米大統領夫妻の来日歓迎行事の際、ロイヤルホステスとしてテキパキとご案内される雅子さまのお姿は、令和の皇室外交の幕開けを感じさせた。
天皇陛下が’85年の英国留学の帰途、アメリカに長期滞在されたこと。また、雅子さまが幼い頃と高校~大学時代をアメリカで過ごされたことで「私どもは貴国に対し、懐かしさとともに、特別の親しみを感じています」と宮中晩餐会のスピーチで話された。
米大統領は、「アメリカにいらした時はホワイトハウスに是非いらしてください」とコメントするほど感激した様子だった。
晩餐会の食事が終わり、別室でコーヒーなどを手に会話される「後席」などすべてのスケジュールに雅子さまがご出席されるのは実に16年ぶり。
ロングドレスにシースルーのジャケットを重ねられた雅子さまは、大統領夫妻をお見送りした後、ご満足された表情を見せた。
晩餐会の翌朝、トランプ大統領夫妻が宿泊していたホテルを訪ねられてお別れのあいさつをされた天皇皇后両陛下。皇室外交の成果を国民に見せ続けた日々だった。
※女性セブン2019年6月13日
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