スゴイお酢パワーをさっぱり食べやすい麺料理に活用するレシピ|生活習慣病 老化防止 ダイエット効果も!
暑い季節にさっぱり食べられるお酢料理は夏バテ対策にも最適。驚くことに、お酢の効果はそれけではなく、生活習慣病予防や老化防止、内臓脂肪の燃焼やメタボ解消を促進することが科学的に実証されている。そんなお酢を使った麺レシピを調理師・沼津さんに教わる。
続けてすごい! お酢のやせ効果
お酢は糖の吸収をおだやかにし血糖値の上昇を緩和させる。また、脂肪の合成を抑制し、燃焼を促進。胃腸を刺激し便秘解消にも効果的でお腹もスッキリといいこと尽くめだ。
12週間でこんな結果が!
1日15mlのお酢を12週間、毎日摂った人の内臓脂肪面積の比較。摂取前を100%とすると95.1%に減少。CTスキャンの画像でも明らかに!
→科学的に立証「お酢の健康効果」酢の種類や特徴を解説 1日大さじ1杯を摂れるレシピも
冷や汁風冷やしうどん
みそ煮のコッテリをスッキリ味わう
【使ったお酢】穀物酢
【作り方】
【1】ボウルにさばのみそ煮缶1缶、穀物酢大さじ1、しょうゆ小さじ1、白すりごま小さじ2、水3/4カップを入れ、さばをほぐしながら混ぜる。
【2】きゅうり1/4本は薄切り、大葉2枚は千切りにし、【1】に加えて混ぜる。
【3】器にゆでたうどん各1玉を入れ、【2】を注ぎ入れる。
ネバとろぶっかけうどん
水溶性食物繊維でお腹スッキリ効果も
【使ったお酢】穀物酢
【作り方】
【1】うどん2人分をゆでて各丼に盛り、すりおろした長芋100g、納豆1パック、めかぶ1パックをのせる。
【2】麺つゆストレート1/2カップ、穀物酢大さじ1を合わせ、【1】に回しかける。
【3】みょうがの薄切り1本分をのせる。
とろとろ豆乳スープ肉だれ麺
酢のチカラで豆乳が固まり変化
【使ったお酢】黒酢
【作り方】
【1】豚ひき肉80g、しょうゆ・砂糖・酒各小さじ2を合わせ、電子レンジで2分加熱する。
【2】鍋に無調整豆乳2カップを入れ加熱する。煮立つ直前に火を止め、黒酢大さじ11/2、塩小さじ1/2を加える。
【3】器にゆでた中華麺各1玉を入れ、【2】を注ぐ。【1】をのせ、ラー油適量を回しかけ青ねぎの小口切り適量を散らす。
ベーコンとアボカドのビネガー風味パスタ
さっぱりサラダ風のパスタ感覚で!
【使ったお酢】白ワインビネガー
【作り方】
【1】ベーコン40gは1cm幅に切り、フライパンでカリカリになるまで焼く。
【2】【1】のフライパンに白ワインビネガー大さじ2、ゆでたパスタ 2人分、食べやすく切ったアボカド1個を入れて、全体を混ぜ合わせ塩・こしょうで味を調える。
トマトビネガーだれそうめん
上品な香りがトマトの酸味と調和
【使ったお酢】白ワインビネガー
【作り方】
【1】ボウルにトマトジュース(無縁)1 1/2カップ、塩小さじ1/2、白ワインビネガー大さじ1を入れて混ぜる。
【2】ゆでたそうめんを各器に盛り、薄切りにしたサラダチキン80g、貝割大根20gを盛る。【1】につけていただく。
※より適している酢でレシピを紹介していますが、好みの酢を使っても、味、効果ともに問題はありません。
※料理の材料は記載があるもの以外2人分。
教えてくれた人
沼津りえさん/管理栄養士・調理師
料理教室COOK会主宰。「料理が楽しい!」と思えるレシピ作りがモットー。『母から娘に伝えるはじめてのLINEレシピ』(ART NEXT)など著書多数。
撮影/深澤慎平 取材・文/石井栄子
※女性セブン2023年6月15日号
https://josei7.com/