炒めて、漬けて、塩もみして… 一口食べたらクセになる|きゅうりのアレンジレシピ4選
夏が主役の「きゅうり」を使ったレシピを3人の料理研究家に教えてもらった。きゅうりはサラダや漬物はもちろん、炒め物にも相性抜群だという。3人が激推しするレシピを早速見ていこう!
1. きゅうりの甘酢漬
仕上げのアツアツごま油で風味が格段にアップ!
「きゅうりの種を除くと時間が経っても水っぽくならない」(料理研究家・しらいのりこさん=下記(し))
■材料(作りやすい分量)
きゅうり…3本
塩…小さじ1/2
しょうがのせん切り…1片分
赤唐辛子輪切り・花椒(あれば)…各小さじ1/2
ごま油…大さじ2
<A>
酢…大さじ2
砂糖…大さじ1
塩…小さじ1/2
■作り方
【1】きゅうりは縦に4つ割りにして種を取る。長さを4等分にし塩でもみ、10分ほど置いてしんなりしたら水気を絞る。
【2】混ぜ合わせた<A>に【1】を2~3時間漬ける。
【3】【2】を器に盛り、しょうが、赤唐辛子、花椒をのせ、フライパンで湯気がでるまで熱したごま油をかける。
2. たたききゅうりのピリ辛漬け
ポリポリ食感とピリ辛味がクセになる
「きゅうりの水分をしっかり絞ると味が薄まらない」(料理研究家・瀬尾幸子さん)
■材料(作りやすい分量)
きゅうり…4本 塩…小さじ1
<A>
しょうゆ・酢・食べるラー油…各大さじ1
砂糖…小さじ1
ごま油…小さじ2
■作り方
【1】きゅうりは両端を切り落とし、すりこぎなどでたたいて全体にひびを入れてから、4㎝ほどの長さに切って塩を振る。しんなりしたら塩を水でさっと流し、水気をしっかり絞る。
【2】ボウルに<A>を入れて混ぜ合わせ、【1】を加えて味が染みるまで4分ほど置く。
3. 豚肉のにんにくしょうゆ炒め
豚肉の旨みできゅうりがメインのおかずに変身
「バラ肉から出た余分な油を拭き取った後きゅうりを加えるとヘルシーに」(し)
■材料
きゅうり…3本
豚バラ薄切り肉…100g
オリーブオイル…小さじ2
にんにくスライス…1片分
しょうゆ…大さじ1
こしょう…少量
■作り方
【1】豚バラ肉は1cm幅に切り、塩少量(分量外)でもむ。
【2】きゅうりは長さを3等分にしてから薄切りにする。
【3】フライパンにオリーブオイルと【1】を入れて、中火でカリカリに炒める。【2】とにんにくを加えてさっと炒め、しょうゆを回しかけ、こしょうを振る。
4. 塩もみきゅうりとツナ辛子マヨ
さわやかな辛子の風味がアクセントに
「汁気を切って酢飯にのせたりロールパンに挟んでも◎」(料理研究家・植松良枝さん)
■材料
きゅうり…3本
塩…小さじ11/2
ツナ缶(ファンシータイプ)…1缶(150g)
<A>
マヨネーズ…大さじ4
しょうゆ…小さじ1/2
練り辛子…大さじ1
■作り方
【1】きゅうりは3~4mm幅の小口切りにする。塩を振って10分ほど置いたら水気をしっかり絞る。
【2】【1】にツナをほぐしながら加え、<A>を加えて混ぜ合わせる。
教えてくれた人
■瀬尾幸子さん/料理研究家
素材の持ち味を生かし、毎日食べても飽きない家庭料理に定評がある。がんばらなくても簡単に作れるレシピが好評。柔らかく煮ると野菜がたくさん食べられます
■しらいのりこさん /料理研究家
ご飯のおいしさを広めるべく、夫と炊飯系フードユニット『ごはん同盟』を主宰。ご飯に合う簡単レシピが得意。
■植松良枝さん /料理研究家
旬の野菜を使った料理が得意で、季節感のある食を提案。繰り返し作りたくなるレシピが人気。インスタで季節の料理を発信中。
撮影/野口健志、鈴木江実子 取材・文/青山貴子
※女性セブン2022年9月1日号
https://josei7.com/
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