足の冷え&むくみ解消マッサージを漫画で解説「風呂上がりに実践したらぐっすり安眠」
寒さが厳しい今年の冬。例年以上に冷えに悩む女性も多いのでは? そこで、効果テキメンのセルフマッサージをまとめた著書『ひとりほぐし』が累計62万部の大ヒット中の崎田ミナさんに、足の「冷え」、むくみを解消するひとりマッサージを教えてもらいました。
セラピストの市野さおりさんが考案するリフレクソロジーに基づいたセルフマッサージ法を、崎田さんが描き下ろしマンガで解説。刺激する場所や力加減がマンガで一目瞭然。場所を選ばずにできるので、冷えたらいつでもやってみて。
手のひらと足裏の反射区とは?
反射区は、臓器や体の部位と呼応している。押して痛みや硬さ、ハリ感などで不調をチェックできる。
足の冷えは、“足裏の反射区ほぐし”で温める。
「私は胃が荒れているときに、足裏の胃の反射区の皮が見事にむけていました。反射区の硬さやハリ感などをチェックしながら、足裏をもみほぐしてみて!」(崎田さん)。
足の冷えとりマッサージのやり方
※リンパには老廃物を回収する働きがあります。マッサージは左右どちらの足から始めてもOK。【1】~【7】まで両足とも行いましょう。
【1】足首を回して老廃物を流しやすくする準備運動
足首をゆっくり回す。【内回し・外回し 各10回】
【2】冷えやすい足首を温める
両側のくるぶしの骨の周りに円を描くように指の腹を押し滑らせる。【10回】
かかとからアキレス腱に沿って上に向かって指の腹を押し滑らせる。【10回】
【3】むくみを解消
足指の骨と骨の間に両手の親指の腹を当て押し滑らせて5回往復。ピンク色の部分は軽めに8秒かけて上下にもむ。【(1)→(2)の順で2回】
【4】足先を温めてほぐす
親指と人差し指をつかみ指の間を前後に開く。親指から小指まで指の股を順にストレッチ。【各10回】
【5】内臓を活性化する反射区ほぐし
握りこぶしを作りピンク色の部分をムラなく押しほぐす。【20秒】
【6】ツボを押して足裏の深部をほぐす
それぞれのツボを親指でグーッと押し込んだまま小さな円を描いて深部をほぐす。【各20秒】
《ツボと効能》
・湧泉(ゆうせん)(元気)
・足心(そくしん)(血行)
・失眠(しつみん)(骨盤内の循環)
【7】下腹部を温める反射区ほぐし
かかと全体を端から端まで斜めに押しほぐす。反対の向きも同様に。【20秒】
体が硬くて足裏をマッサージしにくい人は陶器のレンゲを使うのもオススメです!
【編集部でやってみた!】
お風呂上がりにやると安眠効果も♪
イラストの反射区がわかりやすいのでしっかり刺激できる。むくみも取れてスッキリ軽く! お風呂上がりに行うと、さらに温まってリラックスして眠れた。(ライターK)
教えてくれた人
崎田ミナさん/イラストレーター、漫画家。武蔵野美術大学短期大学部卒業。ヨガやストレッチをイラストで解説する著書が人気で、昨年出版した『自分の手でときほぐす! ひとりほぐし』(日経BP)もベストセラーに。
監修:市野さおりさん/英国ITECリフレクソロジスト、アロマセラピスト、看護師。『コンフィアンサ せき鍼灸院』セラピスト。著書に『不調と美容のからだ地図』(日経BP)など。
イラスト/崎田ミナ 取材・文/岸綾香
※女性セブン2022年2月17・24日号
https://josei7.com/