非日常を味わえるひとり旅をブロガー・ショコラさんが満喫 千葉県・佐原を散策
誰にも気兼ねせず、好きなだけ温泉に入り、おいしいものをたっぷり食べる…。そんな大人女性のひとり旅が増えているという。「60代一人暮らし大切にしたいこと」で人気のブロガー、ショコラさんもそのひとり。「前々から行ってみたかった」という千葉県・佐原を訪れた時のひとり旅の様子を伺った。
千葉県・佐原をひとり旅
パートと年金を合わせて12万円で気ままなひとり暮らしをしながら、銭湯めぐりや御朱印集めなど、近場での散策旅を楽しんでいるというショコラさん。今回は小江戸と呼ばれる風情ある町並みが続く、千葉県佐原でひとり旅を楽しんだ。
「レトロなものが好きで、佐原は以前から行ってみたい場所でした。意外にもアクセスがよく、東京からは高速バスで1時間ちょっと。ひとりだと自分ペースで町歩きできていいですね」
旅の目的は、グルメより観光派だそう。その理由は…?
「いま65才ですが、自分の足で歩ける健康なうちに、いろんな景色を見ておきたいと思っています。近場のひとり旅に慣れたら、少しずつ遠くに出かけてみるのもいいかもしれませんね」
佐原からちょっと足をのばして…
時間がある人はちょっと遠出をしてみるのもオススメ。魅力的なスポットがたくさんありますよ!
★「香取神社」
関東屈指の強力パワースポット
「香取神社」
住所:香取市香取1697
https://katori-jingu.or.jp/
アクセス:JR「佐原駅」からタクシーで10分
★「水郷佐原あやめパーク」
見頃は5月下旬~6月下旬
住所:香取市扇島1837-2
https://ayamepark.jp/
アクセス:JR「佐原」駅からタクシーで15分
歴史的建造物の宿におひとりさまが泊まってみた
今回ショコラさんが宿泊した「佐原商家町ホテル NIPPONIA」は、江戸時代から残る邸宅を当時の風情を残しながらリノベートした小規模分散型ホテル。歴史のロマンを感じながら自分を見つめる時間を過ごすのもいいかも。
酒蔵をリノベートした「レストラン ルアン」では、地元醸造の発酵食品(しょうゆ・みそ・麹)を使ったフレンチがいただける。
「古いものと新しいものが融合していてとってもおしゃれ!」(ショコラさん)
「佐原商家町ホテル NIPPONIA」
住所:香取市イ1720
https://www.nipponia-sawara.jp/
電話:0120-210-289
アクセス:JR「佐原」駅より徒歩10分
料金:朝食付3万1460円
※繁忙期以外おひとりさまでも(可)
ほかにもある! 歴史ある宿
長野県・佐原以外にも、歴史ある宿はまだまだある。旅行ジャーナリスト、旅を題材にしている大人気ブロガーのおすすめはコチラ!
■長野 松本丸の内ホテル
松本城の城内「三の丸」に建つホテル
1937年建築、旧第一勧業銀行松本支店、現在は国の登録有形文化財に指定されているバンケットでの朝食がとても優雅。
「特製フレンチトーストが人気です。城下町松本の散策も楽しく、無料のレンタサイクルもあり、観光にも便利」(旅行ジャーナリスト・村田和子さん)。
「松本丸の内ホテル」(長野)
住所:松本市大手3-5-15
https://www.matsumoto-marunouchi.com/
電話:0263-35-4500
アクセス:JR「松本」駅より徒歩12分
料金:朝食付9500円~
※おひとりさま対応通年(可)
■福岡 大丸別荘
万葉集にも歌われた歴史ある温泉
大正時代に造られたレトロな雰囲気のお風呂。料理は月替わりの会席で少量で品数が多い。
「川や滝を模した広い大浴場も楽しく、1人でも内湯付きの部屋に宿泊可。のんびりと極上の温泉を楽しめます」(「山と温泉のきろく」ブロガー・月山ももさん)。
「大丸別荘」(福岡)
住所:築紫野市湯町1-20-1
http://www.daimarubesso.com/
電話:092-924-3939
アクセス:JR「二日市」駅より車で5分
料金:朝夕2食付1万8150円~
※おひとりさま対応通年(可)
教えてくれた人
ショコラ/ブロガー
ブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」が話題に。近著に『65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと』(マガジンハウス)。https://lee3900777.muragon.com/
撮影/阿部健太郎 取材・文/近藤鈴佳 写真/アフロ(香取神宮)
※女性セブン2021年5月6・13日
https://josei7.com/
●室井滋さんが案内する“ひとり旅”の楽しみ方|富山1泊2日で温泉・アート・グルメ満喫