「感情線」を見れば体質と注意すべき疾患がわかる!|あなたの手のひらはどうですか?
人間の手のひらにある、主要三線「感情線」「頭脳線」「生命線」。実はこの線を見れば生まれ持った体質と、なりやすい疾患がわかるという。一体どんなことが分かるのか――
【感情線】肺・呼吸器系と自律神経の状態が見られる
手相占いでは人間の無意識の感情を表し、性格や恋愛運を見るが、手相診では肺・気管などの呼吸器系の状態がわかる。自律神経との関係も深く、ストレス性疾患の場合も変調が表れる。
■基本の「感情線」
「体質」と注意すべき「疾患」をチェック!
線の長さや、見た目に問題点が浮き出ているという。自分に当てはまっているものがあるか確認してみよう。
【感情線が長い】
中指の下までの長さが標準的だが、人差し指と中指の間まで伸びている場合は、気管やのどが弱い体質で、肺や気管などの呼吸機能の不調、胃腸障害、自律神経失調症の可能性がある。
【途中で切れている】
主に血圧の異常を表しており、高血圧などの血管系疾患に要注意。薬指の下で切れていれば肝臓の解毒機能が衰退、切断して交差していれば、慢性的な肝機能低下が。
→手相でわかる体の不調|感情線で高血圧、生命線で腰痛、便秘…手のひらで健康診断
【くさり状になっている】
幼少期に呼吸器疾患を患ったことがあると、線全体がくさり状になっていることが多い。臓器全体が弱っており、慢性的な心肺機能低下、肝機能低下の状態の可能性がある。
【末端が2つに分かれている】
感情線の先が人差し指と中指の間と、人差し指の下の方向に分かれている場合、呼吸器と胃腸の消化力が弱いことを示す。線が濃い場合は風邪をひきやすい体質。
→手のひらで健康状態をチェック!小じわ発生ゾーンで不調部位がわかる、不調サインは?
【感情線が短い】
薬指の下あたりまでしか伸びていない場合は、心臓と呼吸機能が弱い体質を示している。睡眠不足や過労は禁物で、ストレスをためないよう注意が必要。
→「頭脳線」で見る注意すべき疾患|認知症、うつ病など脳トラブルの線は…
教えてくれた人
松岡佳余子さん・アジアン・ハンドセラピー 協会理事
取材・文/山下和恵 イラスト/いばさえみ、Getty Imeges
※女性セブン2021年1月21日号
https://josei7.com/