風水で運気上げる新法則5|コロナの邪気払うならトイレにアレを…
家族みんなで家にいる時間が増えると、なんだか疲れる…。それって実は、家の“悪い気”が原因かも…。風水を取り入れて家庭内トラブルを回避する策を、風水師で占術研究家の青龍さんがズバリ。玄関、キッチン、風呂など場所別に、コロナ時代における風水による邪気の払い方を教えてもらった。
家でイライラするのは悪い気=邪気の影響
家で過ごす時間が増えたことで、ストレスやもめ事が表面化している家庭も多いが、
「一日の中で、いちばん長く過ごす場所の運気の流れが重要です。自粛生活で家に長くいるようになったことで、居心地が悪く、イライラする場合は、家の中の悪い気である“邪気(じゃき)”を受けているのかもしれません」
そう語るのは、風水師で占術研究家の青龍さん。
コロナの邪気に…南に何色の花を飾る?
「中国の五行思想※でいうと、新型コロナ感染症などのウイルスは『木』にあたり、『火』を投じることで弱くなります。そこでコロナの対策には『火』の色である赤系のモノを取り入れるのが◎。
部屋には赤系の色の花を花瓶やコップに挿し、南側に飾るとより効果的です」(青龍さん)
※古代中国の自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説。5つの元素は一定の法則で互いに影響を与え合いながら変化し、また循環しているという思想。
2020年版風水で運気を高める法則5
1.玄関:靴箱は”青龍”(左側)に配置
「家も呼吸をしていると考えると、玄関は気(エネルギー)の入ってくる大事な場所(気口)です。よい『気』も悪い『気』も玄関を通って入ってくるので、日頃から、常にいい気が入ってくる状態にしておきましょう」(青龍さん・以下同)
そこで重要になるのが、靴箱の配置だ。
「家の中から玄関を見て左側は、安定やコミュニケーションの調和、穏やかな関係をつかさどる『青龍※』の位置。
反対に右側は、けんかや争いをつかさどる『白虎※』の位置となります。
靴箱を含め背の高い棚や傘立てなどを左側に持ってくることが、青龍の力を高め、家庭内の口げんかやもめ事を避け円満な関係を作ることにつながるでしょう。
靴箱を左側の位置に動かすことが難しい場合の対処法は、鏡を設置すること。
左側に鏡を設置すれば、右側に置いた靴箱が鏡に映り、擬似空間ではありますが、青龍側に靴箱があるように見せることができます。そのため、設置する鏡は大きければ大きいほど効果的です」
反対に、青龍の位置に靴箱のある家は、右側の壁に鏡を設置してしまうと、白虎の空間に背の高いものが映ってしまうので風水的にはNG。
なお、壁に埋め込まれた天井まであるような靴箱は壁と同化するため、右側にあっても問題はない。また、玄関を見て正面にある靴箱も問題ない。
※青龍と白虎は、東西南北の方位の象徴である四神獣。東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北野玄武からなる。方位以外にも色や四季などの象徴でもある。
2.キッチン:包丁などとがった先から邪気が…
包丁やフォークなど鋭利なものは、とがった先から「邪気」といわれる、人が不快と感じる気を出している。
「そのため、見える場所に出しっぱなしにせず、棚や引き出しにしまっておきましょう。
また、水まわりに不浄なものをためておくことも邪気につながります。食器の洗い物をためていたり、ゴミを長くキッチンの見えるところに置いておくのもよくありません」
汚れたものはできるだけこまめに片づけることが、イライラやトラブルを防ぐことになる。
3.風呂・洗面所:邪気の出口”排水口”に向けて叫ぶ
家の中で水まわりとなる風呂や洗面所、キッチン、トイレは、排水口から悪い気を流し、家から出す『去水』を行う大切な場所だ。
「同じ空間に家族でずっといることなどでストレスを感じたときは、その気持ちを風呂場や洗面所で吐き出しましょう。
水を流しながら、排水口に向け、『ワー!』と大きな声を出し、汚れた気を一気に吐き出して流してしまいましょう。思った以上にスッキリ効果が得られるので、おすすめです」
4.トイレ:清潔に保ち盛り塩で邪気を避ける
本来は汚れたものを流してくれる運気アップの場所であるトイレ。きれいに保つことが大前提だ。
「家族がみんな家にいて使用頻度も高くなっているときこそ、常に掃除を怠らず、きれいに保つよう心がけてください。
さらに、盛り塩を置くことで、邪気を吸い取ってくれます。
盛り塩は安い粗塩で構いません。しょうゆ皿程度の小皿に三角になるよう塩をのせ、邪気が沈殿するいちばん低い位置である床に置きます」
邪気を含むと塩がドロドロに溶けるため、取り替えること。また、溶けていなくてもほこりをかぶったかなと感じたら、取り替えた方がいいそうだ。
5.リビング:物やオモチャには赤系の布を
モノには「残留思念」と呼ばれる思念が宿っている場合が多く、いい思いも悪い思いも詰まっている。
「なかでも、子供のおもちゃは特に残留思念が強いといわれています。
リビングに悪い気=邪気を残さないためには、大人も子供も使ったものを出しっぱなしにせず、必ず片づけるようにしましょう。
ふたのない箱に片づける場合は、赤系(ピンク・オレンジ)の布をかぶせることで悪い気をリセットできます。
部屋にある梁(はり)の角は、とがっていて邪気を放つので、梁の角の対角線上に長時間いるとその邪気を浴び続けることになり、ストレスやイライラの原因に。家でくつろぐ時間がそれほど長くなければ問題ありませんが、自粛生活などで長く過ごす場合は、避けた方がいいでしょう」
座る場所をずらすか、梁の角の前に観葉植物を置くことで、邪気を逃すことが可能。
特に植物はストレスを吸い取り、いい気に変えて放出し、体を癒すパワーが強いのでおすすめだ。葉っぱはとがった形ではなく、丸みのあるものを選ぼう。
教えてくれた人
風水師・占術研究家 青龍さん
36代続いた古代新羅王族の末裔。四柱推命、手相、人相などを駆使して独自の方法で占術を行う。多くの土地や建物の取り引きにかかわりながら風水との関連性を研究している。
イラスト/こさかいずみ
※女性セブン2020年6月11日号
https://josei7.com/
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