大豆ときのこのあったかスープと簡単アレンジレシピ3|牛尾理恵さん
本格的な寒さを感じるようになったこの時期、あたたかいスープが欠かせませない。サッと手軽に作れて、栄養満点の大豆と旬のきのこを使ったスープは高齢者におすすめだ。
大豆のタンパク質は消化吸収率が高く、肉や魚にも引けを取らない優秀食材。おいしい秋の野菜と合わせたら、一皿でごちそうスープの完成。
料理研究家の牛尾理恵さんがとっても簡単な基本のスープと、味を変化させた3種類のスープのレシピを教えてくれた。シンプルな味付けの基本のスープをたっぷり作って、アレンジすれば飽きずに食べられる!
【基本のレシピ】大豆と3種のきのこスープ
イソフラボンたっぷりの大豆と食物繊維が豊富なきのこがどっさり!
<材料>(作りやすい分量)
大豆水煮…300g
しめじ…1袋
しいたけ…6枚
エリンギ…2本
玉ねぎ…1個
水…7 1/2カップ
ローリエ…2枚
コンソメ(顆粒)・塩…各小さじ2
こしょう…適量
<作り方>
【1】しめじは石突きを切ってほぐす。石突きを切ったしいたけ、エリンギ、玉ねぎは薄切りにする。
【2】鍋に水を入れて沸騰させ、【1】、大豆、ローリエ、コンソメを入れてふたをし、中火で10分ほど煮る。
【3】塩、こしょうで味を調える。
★栄養ポイント
3種類のきのこを合わせることで栄養&旨みの相乗効果が。女性にうれしい大豆のタンパク質は消化吸収がよく、骨の健康維持にも役立つ。
→きのこ×麺で免疫力アップ!えのき しめじ エリンギで…絶品麺レシピ5選
【アレンジレシピ1】イタリアン風ミニトマトスープ
オリーブオイルとトマトの酸味でさわやかに。
<作り方>
スープ2杯分にヘタを除いたミニトマト10個を加えて温め、オリーブオイル小さじ1をかける。
【アレンジレシピ2】まろやか豆乳みそスープ
豆乳&みそでコクがありまろやかな味に!
<作り方>
スープ2杯分に豆乳(無調整)1カップ、みそ大さじ1を加えて温める。
【アレンジレシピ3】チーズリゾット風スープ
ご飯&チーズでリゾットに温玉で一気にごちそう感アップ。
<作り方>
スープ2杯分にご飯300g、ちぎったモッツァレラチーズ100gを加えて温め、チーズが溶けたら塩・こしょう各少量で味を調える。器に盛り、温泉卵をのせ、刻んだパセリを散らす。
教えてくれた人
料理研究家 牛尾理恵さん
料理研究家、栄養士。40才で食事改善を始め、健康維持のためのおいしいレシピが人気。著書に「40代で体脂肪率14%の料理研究家が実践する筋肉をつくるスープ」(河出書房新社)など多数。
撮影/豊田朋子
※女性セブン2020年11月5・12日号
https://josei7.com/
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