夏野菜で副菜を作りおき|なすとツナの甘酢和えなど4レシピ|近藤幸子さん
暑さで食欲が落ち、栄養が偏りがち…。そんなときは野菜の作りおきがお役立ち。簡単な調理で準備しておけば、すぐ食べられるだけでなく、味もなんじんでいいことづくめ。あると大助かりな夏野菜の作りおきレシピを料理かの近藤幸子さんに教えてもらった。
かぼちゃのマッシュサラダ
<材料>(2人分)
かぼちゃ…1/4個
クリームチーズ…60g
塩…小さじ1/2
マヨネーズ…大さじ1/2
ローストアーモンド(おつまみ用のものでもOK)…10粒
<作り方>
【1】かぼちゃはワタと種を取り、洗う。 皮付きのまま小さめに切り、耐熱容器に入れてふんわりラップをし、電子レンジで5~6分加熱する。
【2】【1】の粗熱がとれたら、フォークでざっくりとつぶし、小さくちぎったクリームチーズ、塩、マヨネーズを加えて混ぜる。
【3】保存容器に入れ、粗く刻んだアーモンドを散らす。
★作りおきPOINT:マヨネーズは少なめに
マヨネーズを多く使って保存すると水っぽくなるので、少なめに。少なくした分、クリームチーズで味つけ。
トマトのにんにくじょうゆ漬け
<材料>(2人分)
ミニトマト…200g
にんにく…1/2片
しょうゆ…大さじ1
ごま油…大さじ1
<作り方>
【1】ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。にんにくは薄切りにする。
【2】保存容器にしょうゆ、ごま油と【1】を入れる。
★作りおきPOINT:後半はトッピングにすると◎
最初はそのまま食べ、保存期間の後半は味がしみ込むので、冷奴や冷しゃぶなどにのせて食べても。
なすとツナの甘酢和え
<材料>(2人分)
なす…3本
サラダ油…大さじ3
ツナ缶…1缶
<A>
しょうゆ…大さじ1
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
赤唐辛子(輪切り)…1/2本
<作り方>
【1】なすは縦4つ割りにして塩水に5分ほどさらし、よく水気を拭く。
【2】フライパンに油と【1】を入れ、強めの中火で5分ほど揚げ焼きにする。キッチンペーパーの上に取り出して、油を切る。
【3】保存容器に油を切ったツナを入れ、混ぜ合わせた<A>と【2】を加え、和える。
★作りおきPOINT:酢を使って日持ちさせる
酢を使っているので冷蔵でも4~5日は保存可能。時間が経つほどツナの旨みがしみ出す。
野菜にも、ご飯にも、肉にも合う:しそみそ
<材料>(2人分)
青じそ…30枚 サラダ油…大さじ2
<A>
水…大さじ3
みそ…大さじ6
砂糖…大さじ5
くるみ(ロースト/粗く刻む)…大さじ3
白ごま…大さじ1
七味唐辛子…少々
<作り方>
【1】青じそは茎を切り落として、2cm角ぐらいに切る。フライパンにサラダ油を中火で熱し、青じそを炒めて香りを出す。
【2】しんなりして色が鮮やかになったら、混ぜ合わせた<A>を加え、フツフツと煮立て、砂糖が溶けたら完成。粗熱を取って保存容器に入れる。
教えてくれた人
近藤幸子さん/料理研究家。東京・清澄白河にて料理教室「おいしい週末」を主宰。『味が決まる! レシピがいらない中火で8分蒸し』(家の光協会)などレシピ著書も多数。
撮影/岡本真直
※女性セブン2020年8月13日号
https://josei7.com/
●夏の「作りおき」4レシピ|冷蔵庫から出してチンするだけ|近藤幸子さん