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2020.06.08 06:00
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週刊脳トレ|「サイコロ裏目計算」で、情報をまとめる能力をアップ
人間は視覚や聴覚などから得た情報を分析し、時には過去の経験、記憶に照らし合わせて判断を行います。そして状況に合った行動を取ることになります。これらをうまく取りまとめるために働く機能の一つが、統合機能なのです。難しい仕事をするときなどに使われる機能に思えますが、何気ない日常会話の中でも使われる局面は少なくありません。遊びのような脳トレですが、意外と脳に高度な働きをさせていることがあるのです。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。