「酢納豆」作り方と健康効果さらにUPする方法とは?
2013年、80才にして3度目のエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(84才)の健康の秘訣も酢納豆だ。お気に入りは、「さば卵酢納豆」だそう。
「納豆、生卵、そしてさばの水煮缶を一缶全部使ってポン酢をかけます。さばに含まれるEPAとDHAという成分が血液をサラサラにするし、白米を食べなくても満腹になるのでおすすめです」(三浦さん)
基本的には、「お酢と納豆」という基本の組み合わせさえ守れば、自分の好きな食材を足して自由に楽しむことができる酢納豆。
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賞味期限ギリギリの納豆に、好みの酢を入れる
ただし納豆を買う時は、意外にも「なるべく賞味期限切れに近いもの」を選ぶのがポイントだという。
「スーパーで売っている納豆はまだ発酵が充分に進んでいない状態にあります。賞味期限ギリギリの方が発酵が完了して納豆菌が充分に増えているんです。
もちろん、発酵食品で腸に届きやすい分、消化も早い。1日1回、1パックで充分なので、定期的に食べ続けることが大切です」(丁先生)
それさえ守れば、納豆は小粒、大粒、ひきわりなど、どんな種類でもOK。
酢もポン酢や黒酢、バルサミコ酢など、自分の好みで選べばいい。
「人間の体の表面は、弱酸性を保つことが理想とされています。アルカリ性に傾いてしまうと、病原菌への抵抗力が下がり、炎症を起こしやすくなるなど体に不調が出やすくなります。酢は体内を酸性に保つ役割があるので、この点でも酢納豆は体にいいのです」(丁先生)
※女性セブン2017年9月14日号