「モンブランタルト」のレシピ動画 【介護食】【やわらか食】
レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司
栗の甘みとタルトのバター風味がベストマッチ!
家族と一緒に食卓を囲むことで笑顔になれる『Kamulier(カムリエ)』の介護食。つるりとした食感で、のどに貼り付かず、安心して食べられます。
味や食感だけでなく、見た目にもこだわったやわらか食を提案する『Kamulier』では、季節ごとのメニューを管理栄養士が提案する料理教室や、ワークショップを毎月開催しています。
10月の教室で紹介されるレシピをいち早く動画で公開!
今回のメニューは『モンブランタルト』。
マロンクリームは粉寒天を混ぜてのど越しよく仕上げました。
* * *
材料(2人分)
●タルト台
パン粉 10g
バター 10g
砂糖 10g
牛乳 30g
粉寒天 0.2g
●マロンムース
マロンペースト(加糖タイプ) 100g
生クリーム 50g
粉寒天 0.5g
水 50g
●マロンクリーム
マロンペースト(加糖タイプ) 75g
生クリーム 45g
ラム酒 1.5g
作り方
●下準備
・マロンペーストはゴムベラなどで緩めておく。
●タルト台
【1】温めたフライパンでバターを溶かし、パン粉と砂糖を加えて炒る。茶色く色づいたら火から
おろし容器に入れる。
【2】鍋に牛乳と粉寒天を入れて火にかける。混ぜながら粉寒天をしっかり煮溶かし、鍋の淵がふつふつと沸いてきたところで火からおろし、パン粉の容器に流し入れる。
【3】ハンディータイプのプロセッサーで滑らかにして丸セルクルに流し冷蔵庫で冷やし固める。
固まったらセルクルから外す。
●マロンムース
【1】生クリームを600Wの電子レンジで30秒程温め、人肌くらいの温度にする。
【2】マロンペーストに温めた生クリームを2、3回に分けて入れ、泡立て器で滑らかにする。
【3】鍋に水と粉寒天を入れて混ぜながら沸騰させ、寒天液を作り、2のマロンクリームに加えてよく混ぜる。
【4】ラップを敷いたお椀に3のムースを流し、上から固まったタルト台をのせて冷やし固める。
●マロンクリーム
【1】マロンペーストに生クリームの一部(10g)を加えて混ぜ、濾し器で裏濾す。
【2】残りの生クリームとラム酒を加えて絞れる硬さまで調整する。モンブラン口金を付けた絞り袋に入れる。
仕上げ・盛り付け
【1】お皿にムースタルトをのせ、周りを囲むよう上下にマロンクリームを絞る。
【2】お好みでミントやチョコレートを飾り、お皿にココアパウダーを振る。
ポイント
タルト台を作る際、パン粉とバターは焦げる直前まで炒めるとタルトの香ばしさが出る。
また、牛乳は鍋から湯気が上がるくらいまでしっかり加熱して粉寒天を煮溶かすこと。
【エネルギー】506kcal 【たんぱく質】13.6g 【脂質】26.7g 【塩分】0g
※栄養成分は1人分です
【介護食の作り方をわかりやすい動画でご紹介!この連載のバックナンバーをみる】
●鮭の旨味とクリーミーな食感がやみつきに!「サーモンのテリーヌ」
●つるんとした豆腐に梅の酸味がマッチ!「葛豆腐の梅あんかけ」
『Kamulier』で開催される料理教室は、どなたでも参加ができます。
参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくはhttp://www.kamulier.com/shopbrand/ct63/
『Kamulier(カムリエ)』は東京・御茶ノ水駅近く、順天堂大学医学部附属順天堂医院裏手にあります。店舗は、スーパーパティシエとして名高い辻口博啓氏が介護食向けに監修したケーキなどが味わえるカフェとして(ケーキはテイクアウトや地方発送もあり)利用できる他、介護の「食べること」に関わる商品の販売があり、管理栄養士や歯科衛生士など常駐する専門家から、アドバイスも受けられます。
【データ】
Kamulier(カムリエ)
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土)
定休日:日・祝
ウェブサイト http://www.kamulier-gc.jp