耳の不調は“内臓”から整える。聞こえを改善する「腎×腸」エクササイズ4選
中医学では、耳と関係する経絡が「腎経(腎臓、腰など)」、血流に影響を及ぼす器官が「腸」とされるため、腎と腸を整えると、耳の機能も改善するという。そのための運動を紹介する。
※ひざが悪く「エアなわとび」がきつい人は「ももあげ」を。階段を上るのもおすすめ。
エアなわとび
【ポイント1】軽くひざを曲げて立ちひじを曲げる
なわとびをするイメージでひざを少し曲げて立ち、両手はなわとびの持ち手を持つように構える。わきは締め、ひじを曲げる。背筋を伸ばして、目線はまっすぐ前に向ける。
【ポイント2】つま先を床につけたままその場でジャンプを繰り返す
なわとびをするように両手を回しながら、その場でジャンプを繰り返す。このとき、つま先は床につけたまま、かかとで跳び上がるイメージ。着地時に足が内股にならないよう注意。1分間で40回を目安に跳び、慣れたら少しずつ時間を延ばす。1日を通じて合計5分程度(約200回)行うのが理想的。体幹に不安がある人は、椅子や棚などにつかまりながら行ってもよい。
ももあげ
【ポイント】ももをできるだけ高くあげることが大切
両手を腰に添えて立ち、片ももずつ交互に各50回あげる。ももは90度以上など、できるだけ高くあげること。椅子や棚などにつかまってもよい。
ペットボトル呼吸法
【ポイント】底に穴を3つあけたペットボトルをくわえ、吸って吐く!
<1>500mlのペットボトルの底に直径1.5〜2mmの穴を間隔をあけて3つあけ、立った状態でボトルをくわえる。このとき、背筋を伸ばしてお腹に手を当て、目線は前へ。あごが上がらないよう注意する。
<2>鼻から息を吸ってお腹を膨らませたら、6秒以上かけて口から息を吐き、お腹を凹ませる。これを1日5セット行う。慣れたら1日50セット以上を目指す。
耳さすり
【ポイント】1日に何回でも!ただし連続して1分以上さする
親指を耳の後ろの軟骨が飛び出た場所に、人差し指を耳の穴の隣に添え、背筋を伸ばす。それぞれの指を上下にスライドさせ、1分以上さする。反対の耳も同様に行う。
※女性セブン2025年12月11日号
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