猛暑で小型扇風機が人気!シニア世代には「首にかけるネックファンがおすすめ」理由や選び方を家電のプロが解説
【1】約28℃以下で自然凍結する素材×単体でも使える羽根なしファン
アイファン クールネック/エレス
首元を冷やしつつ、風を送れるネッククーラー。
「首にかける部分には、約28℃以下で自然凍結する素材を使用しているため、電気を使わずにひんやり感が持続します。2つのファンは角度調整ができ、風を当てたい方向に当てられるのも便利ですね。さらにファンは取り外しができるため充電しやすく、卓上ファンとして使うこともできます」
出先で長く使いたい人は、充電アイテムがなくても冷えた室内で冷感を復活させられるこちらを使うとよいだろう。
【データ】
商品名:アイファン クールネック
メーカー:エレス
価格:5478円 ※公式オンラインストア価格
https://www.elaice.jp/products02/ifan-coolneck24/
【2】充電して使う冷却プレート×羽根なしファン
ペルチェ冷却機能コンパクトネックファン/ライフオンプロダクツ
こちらは、首の後ろにペルチェ式冷却プレートを搭載したネックファン。冷却プレート、ファンともにUSBケーブルで充電して使う仕様だ。
「首掛け部分は細いので圧迫感が少なく、邪魔になりません。またファンは羽根を使用しないタイプのため、髪を巻き込む心配が少ないです。使わないときはコンパクトにまとめてバッグの中に収納可能です」
【データ】
商品名:ペルチェ冷却機能コンパクトネックファン LCAF027
メーカー:ライフオンプロダクツ
価格:5478円 ※公式オンラインストア価格
https://lifeonproducts.co.jp/product/lcaf027/
ネックファン使用時の注意ポイント
いざ購入したら、使う場所にも留意したい。
「体温よりも気温が高い場所で使うのは避けた方がよいでしょう。ファンの風を当てることで汗が蒸発し、体から熱が逃げる気化熱によって涼しさを感じます。気温が体温を上回る環境下では、体から熱が逃げにくくなるといわれています。風が温まってかえって熱くなってしまう可能性も」
気温や場所によっては、涼めるどころか逆効果になるので注意したい。猛暑の日中は、エアコンが効いた部屋で家事などをするときに使うのがいいだろう。
ネッククーラーはハンディファンのように常に片手で持たなくていいので、料理や洗濯、掃除などもしやすい。首にかけておけばいいのでシニア世代にも安心して使えるものが多い。猛暑・酷暑に備え、検討してみてはいかがだろう。
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取材・文/桜田容子