「むせやすい」「声が低くなった」50代以上の女性は老化のサイン!週2〜3回の「のどトレーニング」と「全身運動」で誤嚥性肺炎を予防<イラストで図解>
のどを鍛えるには、「のどトレ」だけでなく、全身運動も併せて行うとより効果的だという。
「ウオーキングなどの有酸素トレーニング、柔軟体操、レジスタンス・トレーニングをバランスよく行うのが理想的ですが、飲み込みに使う筋肉の強化には、レジスタンス・トレーニングがおすすめ」(西尾さん)
その一例を3種類、紹介する。
【1】スクワット
いすの背もたれに手をついて立ち、腰は伸ばしたまま、ひざを曲げる。ひざがつま先より前に出ないように注意しながら5回繰り返す。
【2】腕立て
両手を肩幅に開き、ひざとともに床につける。ひじを曲げ、胸が床につくぐらいまで体を倒す。5回繰り返す。
【3】カーフレイズ
両足を肩幅に開いて立ち、ゆっくりとかかとを上げて2秒静止。その後、ゆっくりかかとを下げる。5回繰り返す。
取材・文/鳥居優美 漫画・イラスト/藤井昌子 デザイン/功野真亜知 写真/PIXTA
※女性セブン2025年7月17日号
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