冷蔵庫の定番「トマトジュース」「麦茶」が栄養満点スープに変身!具材を混ぜるだけでOKのスープレシピ
まだまだ続く厳しい残暑。体力が落ちて食欲不振に悩んだときには、栄養たっぷり「冷製スープ」がおすすめです。管理栄養士・吉澤まゆさんが「トマトジュース」や「麦茶」をベースに使ったレシピを伝授します。冷蔵庫にあるものを混ぜるだけで、簡単に作れるものばかり。しっかり栄養補給して元気をチャージしましょう。
教えてくれた人
吉澤まゆさん/管理栄養士、「GOHAN-MAYU」主宰
「毎日負担なく作れて心と体が喜ぶ料理」を雑誌や書籍で提案するほか、オリジナルスープの販売も行う。
トマトジュースで冷製スープ3品
抗酸化力にすぐれたリコピンの量は、実は生のトマトより多く、ビタミンA・C・Eやミネラルも豊富。自然の甘みと酸味が凝縮されたさわやかな味わいも魅力。
1.生ハムとアボカドのトマトスープ
<作り方>(1杯分)
【1】器にトマトジュース(無塩)1カップ、レモン汁小さじ1、塩ひとつまみを入れて混ぜ合わせる。
【2】さいの目に切ったアボカド1/2個分、食べやすく切った生ハム適量を加え、オリーブオイル適量をたらす。
※材料中のオリーブオイルは、可能であればエクストラバージンタイプを使ってください。
<ポイント>
アボカドには抗酸化作用のあるビタミンEが
2.オクラとチーズのトマトミルクスープ
<作り方>(1杯分)
【1】オクラ1本はさっとゆでてヘタとガクを切り落とし、輪切りにする。
【2】器にトマトジュース(無塩)1/2カップ、牛乳2/5カップ(80ml)、塩ひとつまみを入れて混ぜる。【1】を加え、粉チーズ適量をふる。
<ポイント>
夏に不足しがちなたんぱく質を乳製品で補給
3.ツナとバジルのトマトスープ
<作り方>(1杯分)
器にトマトジュース(無塩)1カップ、ツナ缶(ノンオイルタイプ)1/2缶(35g)、塩少量を入れて混ぜ、乾燥バジル(好みで生バジルの葉でも)適量をふる。
<ポイント>
ツナ缶で、旨みとたんぱく質をWでプラス!
麦茶で冷製スープ2品
麦の旨みが感じられ、だし不要で奥深い味のスープに!ミネラル分も豊富で疲労緩和にも一役買ってくれる。
1.麦茶のチキンスープ
<作り方>(1杯分)
器に麦茶3/4カップ、塩ひとつまみを入れて混ぜ溶かす。食べやすくちぎったサラダチキン(市販)50gを加え、ブロッコリースプラウト適量をのせる。
<ポイント>
鶏の旨みを引き出しつつ、あと味スッキリ!
2.麦茶のなめこおろしスープ
<作り方>(1杯分)
【1】なめこ1/2パック(40~50g)はさっとゆでる。
【2】器に麦茶3/4カップ、大根おろし大さじ山盛り1、しょうゆ小さじ1、【1】を入れて軽く混ぜる。
<ポイント>
大根おろしが胃腸の働きを助け、消化を促進
撮影/田中宏幸 スタイリング/宮田桃子 取材・文/川口ユウ
※女性セブン2024年9月12日号
https://josei7.com/
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