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2024.08.19 06:00
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週刊脳トレ|難読でも意外と部首は簡単かもしれません「思い出し漢字」
スマートフォンが一台あるだけで文章も書ければ複雑な計算でも翻訳でも、なんでもできてしまいます。そんな現代社会ですが、意外にも書道塾やそろばん教室は若い世代から人気があるそうです。小さな画面上で指先だけを動かすのではなく、覚えるべき所作や作法、リアルに手を動かす面白さが興味を引き付けているのでしょう。漢字も漫然と眺めているとデザインが違う文字としか思えなくなってくるかもしれません。しかし、あらためて一つ一つをしっかり把握してみると、その面白さに気づくと同時に、脳へのいい刺激になるはずです。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。