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2024.08.12 06:00
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週刊脳トレ|夏の頭の体操しましょう!「ピッタリはまるのはどれ?」
今回の脳トレが何かに似ていると気づいた方もいるのではないでしょうか。絵を合わせるパズルですね。図柄の全体や一部を見て、適したピースをはめ込んでいくわけです。ジグソーパズルなどもピース同士がつながるカギとなる、絵の中の何かを探しながら組み立てていきます。頼りにするものは色合いや明るさ、形や線など人によって違うことがありますが、このとき脳は普段よりも一生懸命に働くことに変わりはありません。これが脳の血流量を増加させ、認知症予防の一助となるのです。
監修:広川慶裕(ひろかわよしひろ)
1984年、京都大学医学部卒業。精神科医として、認知症予防/治療やうつ病などの精神疾患治療に専念。2014年より、ひろかわクリニック院長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、日本医師会認定産業医。毎週水曜と隔週土曜に、クリニックにて運動と思考力を鍛える「認トレ教室」を開催している。著書に『認知症予防トレーニング 認トレ 一生ボケない! 38の方法』(すばる舎)、『あなたの認知症は40歳からわかる!!! 早期発見で発症、進行を抑える』(悟空出版)など。