森昌子二度目の引退は、87才母の介護への覚悟。還暦の大決断
突然の引退発表からおよそ1か月。自宅近くを歩く森昌子(60才)は少し疲れ気味だったが、その表情はどこか晴々としていた。
森が今年いっぱいで芸能界から引退すると発表したの3月25日のこと。’86年、森進一(71才)との結婚を機に一度引退しているため今回は“二度目”。「もう復帰はない」と断言した。
引退理由のひとつは、87才の母・幸子さんの介護
「会見では、引退の理由として“デビュー当時から娘のようにかわいがってくださったかたが亡くなった”と、恩師の死を挙げていましたが、理由はそれだけではないようです」(芸能関係者)
別の理由とは、87才の母・幸子さんの介護だという。
「実はお母様の具合があまりよくないようで、最近は歩くことも億劫になり、横になったままのことも多いと聞いています。昌子さんはコンサートなどで留守にする時にはお母様の食事を準備しておき、食欲が増すように味付けを工夫したり、食べやすいように食材を細かく刻んだりと気を配っているそうです」(森の知人)
森は’58年、食品会社に勤務する会社員の父と専業主婦の母のもとに生まれた。母は心臓が弱く病気がちで、森は幼い頃から台所に立ち、夕食の準備をしたという。一家の家計は苦しく、母は体調が回復すると得意の洋裁で内職をしながら森を育て上げた。
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