酒量をコントロールする”操酒”で9kg減!酒ジャーナリストが教える「お酒に飲まれない方法」
<結果発表>「お酒にのまれているか?」
判定結果:0~7点
節度を保った飲み方ができています。いまのままお酒と上手につきあっていきましょう。
判定結果:8~14点
飲みすぎの傾向があります。生活や健康に何かしら影響が出ていませんか? 将来を見据えて少しずつ減酒していきましょう。
判定結果:15点以上
アルコール依存症の疑いがあります。早めに依存症専門の医療機関や行政機関に相談してみましょう。
※e-ヘルスネット(厚生労働省)ホームページより。判定結果は、厚生労働省の特定保健指導におけるAUDITの判定基準を参考に編集部で作成。
二日酔いになったら漢方やサプリの力を頼ろう!
肝臓に負担をかけず、二日酔いを予防するには、サプリメントや漢方薬を利用するのも手だと、葉石さんは言う。
「私がよく活用するサプリメントは、酢酸菌酵素を用いた『飲む人のための よいときOne』(キユーピー)、モロヘイヤ100%の『あおつぶ』(青粒)などです。
特に“今日は飲みそうだな”という日の飲み会前に必ずのんでいるのは、漢方薬の『五苓散(ごれいさん)』。これは、沢瀉(たくしゃ)、猪苓(ちょれい)、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、桂皮(けいひ)の5種の生薬からなり、むくみや下痢、嘔吐などの症状に効果があるとされています。漢方薬をのむとのまないとでは翌日の体調が全然違います」(葉石さん・以下同)
漢方薬はドラッグストアなどで購入が可能だが、まれに体質に合わない人もいるので、最初は漢方医に相談して処方してもらうのがおすすめだ。
「ただしこれらはあくまでお守り的な存在。二日酔いを予防するためには、酒量をコントロールすることが大事です」
酒量をコントロールするための5か条
【1】ひとりで寂しく飲まない
【2】お酒以外の楽しみを探す
【3】お酒を「ハレ」の日の飲み物にする
【4】家にお酒をストックしすぎない
【5】目標設定は「ゆるく」かつ「具体的」にする
酒量をコントロールするうえで覚えておきたいのが、上のリストにある5項目だ。
「特に、お酒はひとりで飲まない方がいいと思います。話し相手がいなかったり、孤独感が増すと酒量も増える傾向にある、というのが私の実感です。今日はワイン2杯までなど、あらかじめ飲む量を決めておくのもおすすめです」
毎晩飲んでいた人が、いきなり「週2日は休肝日にする」といった目標を掲げると続かないので、“酒量をいつもの半分に”ぐらいのゆるく、かつ具体的な目標の方が続けやすいという。
取材・文/鳥居優美 写真/ゲッティイメージズ
※女性セブン2023年12月14日号
https://josei7.com/
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