水回りのカビを元から絶つ「浴室の黒カビにパック、黒ずみにマステ」最新アイテムと対策を専門家が指南
水、湯、火を使うキッチンは高温多湿で、食べ物汚れなども豊富でカビの温床に。水分は放置しないで。
◆食器は完全に乾かしてからしまう
洗い終えて乾かしたつもりの食器をしまうと、次に使おうとしたときカビが生えていることが。
「表側は乾いていても、皿や茶碗の高台の裏に水気が残っている場合も。裏側もよく乾燥させ、炭などの除湿剤を置いて」(松本さん)。
◆冷蔵庫にもカビは生えると心得よ
「温度が低い冷蔵庫内にも、ゆっくりですがカビは繁殖します。外気に触れて結露しやすいパッキン部分には黒カビが出やすいので、汚れと水分をこまめに拭き取ってください。アルコール除菌剤を使えばさらに〇」(矢口さん)
・冷蔵庫の自動製氷機の吸水タンクの奥も掃除できる専用洗浄剤。赤い氷ができなくなったら洗浄終了。3回分。『氷Clean(自動製氷機洗浄剤)』176円/紀陽除虫菊
◆キッチンマットもカビの温床に
キッチンカウンターの下は、料理や洗い物をするたびに水滴や食材が飛び散り、キッチンマットを敷くとカビが繁殖しやすくなる。「マットは敷かない方が賢明ですが、使いたい場合は敷きっぱなしにせず、こまめに洗濯して天日干しを」(松本さん)。