50代のスマホ利用時間は10年前の4倍に!「不眠症」「スマホ認知症」を招く恐れも…あなたの依存度をチェック!スマホ抜けの方法も
【1】スマホを使うときは目的を持つ
スマホを使うときは「○○について調べる」など、目的を持つことで、意味もなく使い続ける習慣を改善できるという。「目につかないところに置き、物理的に切り離すのもおすすめ」(奥村さん・以下同)。
【2】ボーッと何もしない時間をつくる
「1日5分でもいいので何もしないでボーッとする時間をつくると、脳の疲れが取れます」。キャベツのみじん切りや靴磨きなど、何も考えずにリズムよく行える作業でも、同じ効果が得られるという。
【3】目的地までの道順を検索しない
「何事もスマホだけに頼りすぎないことが大切です」。たとえば、目的地までの道順や電車の経路は紙の地図や路線図を見ながらやってみよう。アナログな習慣を少し取り戻すことがおすすめだという。
【4】駆け引きを楽しむスポーツをする
「卓球やテニスなど、相手の出方を探ったり、相手を出し抜いたりする“駆け引きのあるスポーツ”は、情報過多で凝り固まった脳をほぐす効果があります」。運動不足解消にもなって一石二鳥。
【5】植物など自然に触れる
「草木が放つ香りには、青葉アルコールや青葉アルデヒドという成分が含まれていて、脳の疲れを解消してくれます」。日光を浴びれば、精神を安定させる脳内物質・セロトニンの分泌も活性化する。
【6】睡眠を充分にとる
「睡眠中に分泌される成長ホルモンが新しい細胞を作り、傷ついた細胞の修復も行います。ですから7~8時間の睡眠時間を確保することは大切です」。睡眠中に脳にたまった毒素も洗い流されるという。
取材・文/土田由佳 イラスト/尾代ゆうこ
※女性セブン2023年11月9日号
https://josei7.com/
●脳科学者が教える記憶力アップのカギは、あえて不便に、日常を丁寧に過ごすこと