介護の困りごとを相談できる場所一覧|「地域包括支援センター」「社会福祉協議会」「ヤクルトやALSOK」などその役割を紹介
※困り事の内容/「頼り先」の名称/サービス内容・窓口
【1】住んでいる地域でどんなサービスを受けられるのか知りたい/高齢者の親を病院に受診させるべきか、施設に入れた方がいいかどうか第三者の意見を聞きたい/ケアマネジャーを別の人に替えたい
【頼り先】地域包括支援センター
介護の専門職が常駐する公共機関。高齢者の生活にまつわるあらゆる悩みや不安について、無償で相談を受け付けている。要介護になっていない段階でも、また電話でも相談可能。各市区町村の介護保険担当窓口へ。
【2】介護に関する有償ボランティアスタッフを紹介してほしい/介護に使うお金を借りたい
【頼り先】社会福祉協議会
半官半民の状態で運営され、有償ボランティアの紹介から介護資金の貸し付けまで多岐にわたる相談を受け付ける。全国の市区町村単位で窓口が存在する。
【3】介護に疲弊を感じている/生活費に関する困り事がある
【頼り先】民生委員
住民の身近な相談相手として派遣された非常勤の地方公務員。さまざまな困り事を集約し、行政サービスにつなげてくれる。市区町村が窓口として役割を果たしている。
【4】定期的に暮らしぶりを見守ってほしい
【頼り先】生活協同組合/新聞販売店/ALSOK/ヤクルト
生協や新聞はサービスにひもづき、利用者に異変が起きていないかをチェックする。ALSOKはガス漏れや火災感知なども網羅。ヤクルトは自治体から要請を受けたひとり暮らしの高齢者宅が対象。
【5】介護保険のほかに民間のサービスを受けたい
【頼り先】ダスキン ライフケア
移動やトイレ、食事の介助から通院の付き添い、認知症の見守りと介護にまつわるあらゆるサービスを実施。ダスキン コンタクトセンター(0120-100-100)が窓口。
【6】医療費について相談したい
【頼り先】医療ソーシャルワーカー
使える制度や「裏技」についても知識を得られる。ある程度大きな病院であれば常駐していることが多い。
取材・文/土屋秀太郎 取材/小山内麗香、戸田梨恵、伏見友里、平田淳、三好洋輝
※女性セブン2023年9月21日号
https://josei7.com/
●介護は1人で抱えない!頼れるアウトソーシング相談先・サービス一覧【専門家監修】