“なす”をフレンチ風に!アレンジレシピ8品|フルーツやハーブと、アンチョビやヨーグルトを使って、歓声があがる多彩な味わいに【料理家・加藤巴里さん】
焼いたなすの香ばしさがお酒にも合う
<材料>
なす…2本
玉ねぎ…1/8個
にんにく…1/2片
黒オリーブ…8個
オリーブオイル…大さじ1
塩・紫玉ねぎ・クラッカー…各適量
<作り方>
【1】へたを残してがくをむいたなすを皮が真っ黒になるまで直火であぶり、アルミホイルで包んで蒸らす。粗熱が取れたら皮をむき、包丁でみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにした玉ねぎとにんにくに塩ひとつまみを加えて焦がさないように炒める。玉ねぎが柔らかくなったら、【1】を加えて余分な水分を飛ばす。
【3】【2】にオリーブを加えてハンドミキサーで滑らかにし、塩で味を調える。器に盛り、オリーブオイル適量(分量外)と紫玉ねぎの粗みじん切りを散らす。クラッカーを添える。
<ポイント>
なすの皮は真っ黒になるまで焼くと、簡単に皮がむける。身はとろとろに。
なすとミントの浅漬け
ミントの清涼感が食欲を刺激
<作り方>
【1】なす1本はへたを切り落とし、縦4等分に切ってから乱切り、きゅうり1/2本は縦半分に切り種を取り除いて斜め切り、セロリ10cm分も斜めに切る。
【2】ポリ袋に【1】、塩小さじ2/3、昆布1cm分を加え、袋の口を閉じる。
【3】冷蔵庫に1時間~ひと晩置いたら、さっと水で洗って水気を絞り、オリーブオイル小さじ1とミント1枝分のみじん切りを加えて混ぜる。
<ポイント>
おつまみやカレーのつけ合わせにも活躍。「なすと好相性のオイルを活用。オイルで漬けるか、仕上げに加えるかで変わる、なすの食感も楽しめます」(加藤さん)
なすとハーブのオイル漬け
オイルが染みたなすがジュワ~
<作り方>
【1】なす2本はへたを切り落として縞目に皮をむき、薄切りにする。ボウルに入れ、塩小さじ1/2を加えてよく揉む。
【2】水分を絞ってポリ袋に入れ、オレガノ・こしょう各少量、塩・砂糖各ひとつまみ、オリーブオイル小さじ1を加え、袋の口を閉じる。
【3】冷蔵庫に1時間~ひと晩置いたら水分を絞って器に盛る。
教えてくれた人
料理家 加藤巴里さん
パリの料理学校やレストランで学んだ本場の味が好評。著書は『パリっ子のおいしい オートミールレシピ』(ワン・パブリッシング)。
撮影/日置武晴 スタイリング/三谷亜利咲、しのざきたかこ 取材・文/青山貴子
※女性セブン2023年7月20日号
https://josei7.com/
●料理家の母、脇雅世さんのフレンチ弁当「厳しさと愛情が伝わる」娘の加藤巴里さんが再現