「中性脂肪を減らして血管を詰まらせない」魚介&野菜たっぷりのスープレシピ6選
中性脂肪が気になるけれど、何に気をつけたらいいのかわからない方にピッタリなのが魚介類・野菜たっぷりのスープ。料理研究家・管理栄養士の金丸絵里加さんがレシピを教えてくれました。美味しくて満足感があるのに気になる中性脂肪を減らす手助けをしてくれますよ!
※材料は特記のもの以外2人分です。
※電子レンジは600Wを使用しています。
魚介類や野菜たっぷりのスープで中性脂肪を減らす
家庭でおいしく健康管理ができるレシピに定評がある、料理研究家・管理栄養士の金丸絵里加さんは、中性脂肪を減らすために魚介類や野菜たっぷりのスープをおすすめする。
「青魚に豊富なDHAやEPA、いかや貝類に含まれるタウリンは中性脂肪を減らすのに効果的な栄養素。余分な脂質を排出するきのこや海藻の食物繊維、血管内の酸化を防ぐ緑黄色野菜、動脈硬化を抑制する大豆製品も一緒に摂取するとより効果的です」と金丸さん。
さらに手軽に取り入れられる食材として、MCTオイルもおすすめという。
「脂肪を蓄積しにくくして燃焼を助けるので、スープに垂らすといいですよ」
●【MCTオイル】無味無臭だから毎日の食事にちょい足ししやすい!
MCTオイルは加熱に向かないので、スープなら器に盛ってから垂らす。一日小さじ1/2程度を目安に、料理や飲み物にプラス。
ラタトゥイユスープ
トマトのリコピンは血液サラサラに効果大!
<材料>
玉ねぎ…1/3個
黄色パプリカ…1個
スナップエンドウ…8本
ツナ缶(小)…1缶
蒸し大豆…80g
水・トマトジュース(無塩)…各1カップ
コンソメスープの素…小さじ1
塩麹…大さじ1
こしょう…少量
パセリのみじん切り…適量
<作り方>
【1】玉ねぎとパプリカは1㎝角に切る。スナップエンドウは筋を取り、斜め半分に切る。
【2】鍋に玉ねぎとツナ缶を汁ごと入れて蓋をして中火にかける。2~3分煮て玉ねぎが透き通ってきたら、パプリカと大豆を加えて混ぜる。
【3】水を注ぎ入れ、コンソメを加えて蓋をし中火で5分ほど煮る。スナップエンドウとトマトジュースを加え、煮立ったら塩麹とこしょうを加えて味を調える。器に盛り、パセリを散らす。
鮭と焼きかぶの甘酒スープ
鮭には動脈硬化を予防するアスタキサンチンも豊富
<材料>
生鮭(切り身)…2切れ
塩・こしょう…各少量
かぶ…2個
しいたけ…2枚
長ねぎ…1本
かぶの葉(柔らかい部分)…2個分
ごま油…大さじ1/2
だし汁…2カップ
塩…小さじ1/3
甘酒…1/2カップ
<作り方>
【1】鮭はキッチンペーパーに挟んで余分な水気を取り、ひと口大のそぎ切りにして、塩、こしょうを振る。
【2】かぶは皮をむいて6~8等分のくし形に、皮は細切りにする。しいたけは4等分に切り、長ねぎは3cm長さのぶつ切りに、かぶの葉は細かく刻む。
【3】鍋にごま油を熱し、かぶと長ねぎを入れて焼き目をつけたら、端によせて鮭を入れてさっと焼く。
【4】だし汁としいたけを加えて、煮立ったら蓋をして弱火で6~7分煮る。野菜に火が通ったら甘酒と塩を加えて味を調え、かぶの葉を加えてひと煮する。