「キユーピー3分クッキング」なぜ3分なのか 番組トリビア&人気講師のレシピを公開
1. “3分”は簡単・便利の代名詞
「3分以内で作れる料理の紹介」と誤解していた人も多いのでは? もちろんそんなことはなく、番組開始当初は5分番組で、放送時間が正味3分だったことが由来。現在の放送時間は10分だが、簡単・便利の代名詞として“3分”を継続。
2. お馴染みのオープニングが60周年を機にリニューアル!
番組名を聞いて誰もが思い浮かべるのが、『おもちゃの兵隊のマーチ』に合わせて踊る、キユーピーとヤサイな仲間たち。60周年の節目にオープニングとエンディングの映像がリニューアルされ、キユーピーたちが新たなダンスを披露している。
3. 忙しくても作れるレンチンやワンパンレシピが増加
「簡単・便利・毎日の献立作りに役立つレシピ」というコンセプトは60年間変わらない。近年はフライパン一つでできる「ワンパンレシピ」や電子レンジを使った時短レシピなど、忙しくても手軽に作れる料理も数多く提案している。
4. 週前半はなるべく簡単に後半は手の込んだ料理も!
週の前半は忙しくてもパパッと作れるレシピ、後半は少し手間をかけて楽しんでもらえるレシピと、作る人の気持ちに寄り添って番組を構成。節分やこどもの日などの行事食も現代風にアレンジして、料理が楽しくなる工夫もしている。
5.登場回数がいちばん多い講師は藤井恵さん
60年の歴史の中では数多くの講師が登場しているが、その中でもっとも登場回数が多いのは藤井恵さん。2003年から2021年まで18年間レギュラーとして出演し、約1400のレシピを紹介している。
6. 毎週水曜日はエコなレシピが登場
エコに対する意識の高まりから、2022年12月7日の放送から毎週水曜日に。『プラスエコの日』に。食材を無駄なく活用する工夫や、省エネにつながるアイデアを加えたレシピを紹介している。
7. アナウンサーも試作してから収録に
味やポイントを自分の言葉で伝えるため、アシスタントのアナウンサーも自宅で試作し収録に臨むそう。特に川畑一志さんは、すべての料理を作っているとか。
教えてくれた人
小林まさみさん/料理研究家
2014年4月14日から「キユーピー3分クッキング」のレギュラー講師を務める。「視聴者にいちばん近い料理家でありたい」と、初心者でも失敗しないレシピを提案。新しい発見のある家庭料理を目指している。
撮影/白根正治 取材・文/青山貴子
※女性セブン2023年2月2日号
https://josei7.com/
●60周年「キユーピー3分クッキング」最多出演の料理家・藤井恵さんの1番人気レシピ