新潟の名店・とん汁の店たちばなに教わる究極の豚汁「まるでポタージュのように濃厚」
肌寒くなると恋しくなるのが温かくて具だくさんの汁物。豚汁はつい定番の味になりがちだが、新潟県にあるとん汁の店「たちばな」では玉ねぎを20個も使った、まるでポタージュのような個性派豚汁が人気だという。三代目の松澤崇さんに作り方を教わったのでご紹介する。
新潟県・とん汁の店「たちばな」の個性派豚汁
具材は豚肉、豆腐、玉ねぎだけ。玉ねぎは17人用の鍋に20個投入という驚きの個性派豚汁がある。
「通常の豚汁はみそを最後に入れますが、うちは最初に溶きます。そこに、豚肉と玉ねぎと豆腐をギュウギュウに入れ、ふたをして蒸し煮します」と、豚汁専門店「たちばな」の三代目店長・松澤崇さん。
蒸し煮にすることで玉ねぎの甘みと水分が余すところなく引き出され、とろとろの豚汁が完成する。
「ポタージュのように濃厚で最初は驚かれますが、これがウチの豚汁。鍋持参で来店される方も多いですよ」