兄がボケました~若年性認知症の家族との暮らし【第165回 抗原検査デビューしました】
この夏、猛威を振るった新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大はようやう減少の兆しが見えてきました。昨年、デルタ株が大流行した際、感染してしまったライターのツガエマナミコさん。同居する兄へ家族間感染しないかと気を揉んだことを振り返りながら、未だ余談を許さない状況下で、自主的に抗原検査をしたエピソードを綴ります。

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未だ尾を引く嗅覚障害
コロナウイルス感染症は、いつか世界史の教科書に載るでしょうか。感染者数は減少傾向にあるようですが、何度も変異を繰り返してきたのでまだ安心はできません。
それに関連して「医療保険 “みなし入院”の入院給付金が見直される」というニュースを拝見しました。わたくしそっとガッツポーズしております。
わたくしがコロナに感染したのは2021年秋、デルタ株の頃でございました。ラッキーにも自宅療養でちゃっかり入院給付金10万円をいただいた輩でございます。
→関連の回「第116回 大変です!急に匂いが消えました(その1)」を読む
そのころは「すごい感染者数」