自家製梅干しの作り方3選【まとめ】手順がわかりやすい写真付きで紹介!果肉がふわふわに
梅の本場・紀州田辺うめ振興協議会がおすすめする自家製梅干しの作り方をご紹介。
<道具・材料>
・蓋付きの容器(ポリエチレン製の容器、ホーローなど)1個
・厚めのポリ袋1枚、おもし(1リットルのペットボトルや丈夫なポリ袋に水を入れたものでも可)1㎏程度・
・落とし蓋(皿でも可)1枚・黄色く熟した梅1㎏
・粗塩200g
・ホワイトリカー適量
【1】容器は熱湯やアルコールで殺菌して乾燥させる。
【2】梅は水洗いしてしっかり水気を切る。
【3】ポリ袋の内側に霧吹きに入れたホワイトリカーを吹きつける。
【4】ポリ袋に梅と粗塩を入れてよくなじませる。
【5】【4】の袋の口をしばって容器に入れ、落とし蓋をして、さらにおもしをのせる。
【6】【5】の容器に蓋をして約1か月、冷暗所に保存する(ここで出た汁が梅酢になる。梅酢の活用法は下記参照)。
【7】【6】の梅を取り出し、晴れた日に3日間ほど天日干しする。まんべんなく日が当たるように1日ごとに裏返す。
【8】清潔なつぼやビンに入れて保存する。塩分20%で漬けて適切に保存した梅干しは、半永久的に保存可能なので、災害備蓄用にも最適!
残った梅酢の使い方いろいろ!
「自家製梅干しの作り方」の工程【6】の段階で出るのが梅酢。クエン酸やポリフェノールを豊富に含み、やさしい塩味とほどよい酸味が特長。調味料として使えるほか、病気予防や掃除にも大活躍。捨てずに活用してみて!
料理に
ドレッシング、浅漬け、酢のもの、おにぎりの調味(手塩代わりに)などに使える。赤しそを漬け込めば赤酢にも。「鶏肉を梅酢に30秒~1分程度漬けてから、焼き鳥やから揚げにしてもおいしいですよ」(西尾さん)。
教えてくれたのは
紀州田辺うめ振興協議会
イラスト/ささやん。
※女性セブン2020年6月4日号
→イラストでわかりやすい「梅干し」の作り方|梅干しの8つ効能がすごい