料理研究家・堤人美さんの絶品”れんこん”料理4選「角切りでサクサク食感をアップ」
れんこんのサクサク感をより引き出すには、角切りがおすすめ。角切りれんこんは水にさらしてでんぷんを流すと、よりサクサクに。加熱時間を短めにすれば、さらに食感がアップ。れんこんの歯ごたえと旨みを引き出すレシピを、人気料理研究家の堤人美さんが教えてくれました。
※記載のあるもの以外、れんこんは皮をむいて調理しています。
※材料は記載があるもの以外2人分です。
※電子レンジは600Wを使用しています。
たことピーマンの柚子こしょうマリネ
れんこんは酸味や香りのある食材と相性抜群!
<材料>
れんこん…中1節(200g)
ゆでたこ…4本(200g)
ピーマン…2個
<A>
オリーブオイル…大さじ2
酢…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
柚子こしょう…小さじ1/2
酢・塩…各少量
<作り方>
【1】れんこんは2cm角に切る。酢と塩を加えた熱湯(分量外)で1分ほどゆで、水にさらし水気をよくふく。
【2】たこは5mm厚さに切り、ピーマンは細切りにして、ボウルで混ぜ合わせた<A>に加える。
【3】【1】と【2】を混ぜ合わせる。
鮭のみそ炊き込みご飯
れんこんは仕上げに加えて食感をキープ。
<材料>
れんこん…小1節(150g)
米…2合
生鮭…2切れ
塩…少量
<A>
みそ…大さじ2
みりん…小さじ1
白すりごま…大さじ1
<B>
酒…大さじ2
しょうゆ…小さじ1
水…2カップ
昆布…1枚(5cm角)
すだち…適量
<作り方>
【1】米は洗ってざるにあげておく。鮭は塩を振って15分置いて出てきた水分をふき、混ぜた<A>を塗る。れんこんは1.5cm角に切り、10分ほど水にさらして水気を切る。
【2】炊飯器に米と<B>を入れてさっと混ぜ、鮭、昆布をのせ普通に炊く。
【3】炊き上がったらすぐにれんこんを加え、そのまま10分蒸らす。好みですだちを搾って食べる。
鶏とれんこんの巾着甘辛煮
サクサク&とろ~り異なる食感がジュワッと溢れる。
<材料>
れんこん…小1/2節(70g)
鶏ささ身…2本
もち…2個
油揚げ…3枚
小松菜…3株
<A>
だし…2カップ
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1 1/2
<作り方>
【1】れんこんは1cm角に切り、水に5分さらし水気を切る。鶏肉ともちは1cm角に切る。油揚げは熱湯で油抜きし、半分に切って袋を開く。小松菜は3cm長さに切る。
【2】油揚げの底に鶏肉を詰め、れんこんともちを入れ、袋の上を楊枝などでとめる。
【3】鍋に<A>を煮立て、【2】を入れて落とし蓋をして10分ほど中火で煮込む。煮あがる頃に小松菜を加えさっと煮る。
豚ひき肉の混ぜ蒸し
肉のジューシーさにサクサク感がマッチ!
<材料>
れんこん…中1/2節(100g)
玉ねぎ…1/4個
豚ひき肉…150g
<A>
酒・しょうゆ・片栗粉…各小さじ2
ごま油…大さじ1
塩…小さじ1/4
しょうがのすりおろし…1/2片分
絹ごし豆腐…75g
香菜…1株(葉先を摘む)
<作り方>
【1】れんこんは1.5cm角に切る。玉ねぎはみじん切りにする。
【2】ボウルに【1】と豚肉、<A>を入れる。豆腐をスプーンですくって加え、ざっくりと数回混ぜる。耐熱容器に入れて直径12cmほどに広げ、ふんわりとラップをかけ電子レンジで6~8分ほど加熱する。
【3】香菜を散らし、好みで酢やラー油(分量外)をかける。
教えてくれた人
料理研究家 堤人美さん
身近な食材にひと工夫を加えたセンスのよいレシピが幅広い世代に人気。著書に『野菜がおいしい ひと鍋パスタ』(新星出版社)など。
撮影/広瀬貴子
※女性セブン2021年11月4日号
https://josei7.com/
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